italk(アイト-キ)の講師への支払いが素晴らしく改善されている件

日本人の利用者は多くないようだけど、おそらくオンライン言語学習のマッチング用プラットフォームでは世界最大手の”italki.com”。

さて、このサイトの講師への支払いシステムは、これまでの段階的にパワーアップしてきたのですが、先月からは、もらえる額が増えました。

講師が支払いの受け取りをpaypalにしている場合、これまでは手数料が5%ぐらい引かれていました。たとえば、500ドル分を引き出すと477ドルしかもらえませんでした。この手数料のために、比較的少額しか稼がない人(私も含めて)は引き出さずにitalki内で、レッスンを受けることで消費する、という人が多かったのではないでしょうか。

でも10月からの新システムでは、手数料はたったの2%。私が実際に引き出してみたのは250ドル分でしたが、それに対して5ドルしか手数料がかかりませんでした。3%も改善されたというのは、気分的に大きいです。というか、国際送金の手数料が2%なんて、素晴らしい時代になったものですね、本当に。

余談ですが、私はこのお金でTOEFLを受けるつもりです。ちなみにTOEFLの支払いはどこで受けようが米ドルですが、受ける国によって少し受験料が違います。日本が230ドルのところ、フィリピンは200ドル。

 

誰でもまねできる 人気講師のすごい教え方 (中経出版)
KADOKAWA / 中経出版 (2015-03-20)
売り上げランキング: 25,812

 

italki(アイトーキ)が言語リストにセブアノ語を追加

ここのところ、引きこもりな上に気持ちがのんびりしているのでブログの更新頻度が急上昇しています。

さて、先日ふと思いついてitalkiの言語リストにセブアノ語とチャバカノ語を追加するようリクエストしてみたところ、このたび見事にセブアノ語が追加されました。これでセブアノ語の先生を探すのがもっと楽になるはずです。

といっても既にプロフィール作ってしまった既存のユーザーがいちいち変更するとも思えないので、これから新たに登録してくるユーザーに期待をします。ということは、実際にセブアノ語でチューターを検索できるようになるのはまだまだ先の話かな。

ちなみにチャバカノ語を追加しない理由については公用語でない上に「たかだか100万しか話者がいない」からだそうです。まぁ世界人口が60億の時代に100万じゃ少ないのかもしれませんが、そこらへんの感覚はちょっとわからん気もします。ひとつ言っておくとチャバカノ語はアジアにある唯一のスペイン語クレオールであるだけなく、世界のスペイン語クレオールの中で一番話者人口が多い言語です

言語人口だけで言えば、italkiの言語リストにある中で言ったらたとえばエスペラントなんて統計すら持っていない上に、多く見積もったとしても100万なわけです。その上で言語能力まで加味すると、圧倒的に少ないに決まっています。

が、そこは言語の政治。政治力の強い先進国の人が多いエスペラントの方が勝つのは見えています。

私にとっても、チャバカノ語が引き続き隠れた言語である方が萌えます。インディーズバンドのファンみたいな気持ち、と言ったらわかっていただけるでしょうか。

ネットでインドネシア語は習えるか

お金がないからとか、時間がないからとかいう理由でアクションを起こさない、というのは辞めようと常々思っています。お金は貯金を使えばあるのだし、時間はフェイスブックとかをする時間を減らせば確保できる。結局、やる気の問題なわけです。

さて、現在は同時に5言語学習に挑戦中なのですが、悪い癖でさらに欲張ってみたくなりました。

インドネシア語に、少し興味があるので果たしてオンラインで習えるかみてみよう、と思いました。

普通に日本語で検索すると出てくるのが、2013年の3月にスタートしたらしい「日本インドネシア学院」。
ウェブサイトをみてみると、レアジョブの安っぽいパクりのようです。。料金設定は悪くない。
http://www.nikisae.co.jp/gakuin/koushisyoukai.php

俺的にはそういう簡単な方法よりも、もっと上級編を目指したいので他の方法を探します。

まず、愛用しているitalkiを見ると、プロの登録は皆無、素人さんも、ほぼ全くいません。ちなみにマレー語で検索しても、どちらも皆無。残念。

次にインドネシアでは日本語学習者が多いということで、cafetalkもみてみると、こちらも絶望的。一人だけいるにはいるんですが、単価が果てしなく高くて、無理。

最後に見つかったのは、このブログ(参照)で紹介されている、個人の方。ウェブサイトの最終更新が2011年のようなのだが、果たして現在もやっているのだろうか?

Learn Indonesian | Learn Bahasa Indonesia Online

さて、次にちょっと角度を変えて素人の方と言語交換で知り合う方法を考えてみます。私としては、言語交換はあまり機能しないものと思っているので、italkiまで誘導さえできればお金を払って習うようにセッティングしてもいいです。

まず、lang-8でみてみると、日本語を学習している人がざくざく出てきます。狙い通り。
次にmixxerで探してみても、なかなか沢山でてきます。手間はかかるけど、ここから釣っていく方法はアリだと思います。

あとは、一風変わった方法として出会い系サイトを使って知り合うというのもあるんでしょうが、タガログ語のときの経験からいってこの方法は効率が落ちます。現地に行く予定があるのなら話は別ですが。

というわけで、実際に俺がインドネシア語を始めるかどうかはともかく、たとえ南米にいたって方法はある、という結論です。参考になりますでしょうか。

スカイプレッスンの上手、下手

私のスカイプレッスンとのなれそめ(?)。

私がはじめてスカイプレッスンを受けてみたのが一年半ぐらい前。「スパニッシモ」というサイトが出始めたぐらいの時期で、無料体験レッスンだけやってみたのでした。当時、スペイン語は話せるレベルではなかったので、かなり始めるときけっこう緊張しました。というのも、グアテマラの先生は日本語はもちろん、英語もどうせできないだろう、と思っていたからです。

結果的にはなんとなくでき、その後しばらく経ってから”italki.com”でチャバカノ語を習い始めることにしました。まさかオンライン会話に自分のお金を使って取り組むことになるとは、はじめたときには思ってませんでした。

ところで、オンラインレッスンは基本的にビデオチャットでやるのですが、そもそも私はスカイプ通話でビデオを使う習慣自体があまりありませんでした。友人同士で話すときにビデオを使うとちょっと照れる感じとか、おそらく「今の若者」にはわからないでしょうね。とはいえ、それも慣れです。

今や私もオンライン会話講師になり、教える側としては相手の反応やら間をみるのに、ビデオがあった方がいいと思っています。俺が教えている生徒(外国人)は7割ぐらいしかカメラ使ってないのだけどね。

ちなみに、彼らはほとんど復習もしてない感じです。ひとえに俺のレッスンのレートが安いからなんだろうか。ようやく、ここ一ヶ月ほどまじめに取り組んでみた結果として、そろそろ自分の設定レートを上げることにしました。「今まではキャンペーン中だった」というのが自分の中での割り切りですが、果たして生徒たちはついてくるだろうか。。

さて、教えると同時に自分もいくつかの言語を習っているんですが、ユーザーとしてやっているうちに、だんだんスカイプレッスンの上手、下手がわかるようになったきたと思います。もちろん、相性っていうのもありますが。

たとえば、一方的に講義をする傾向の先生は、私は嫌です。せっかくマンツーマンなのに、生徒に発話させないとはけしからんと思います。思うだけじゃなくてレッスン中にそれを伝えればよい、というのは正論ですが、そもそもそういう傾向の先生は次回からおさらばしますから、注文をつけようという気にもなりません。

あと、こっちの言いたいことを素早く察知してくれる先生は、非常にストレスなく勉強できます。こちらは勉強の身なので言葉での表現がどうしても下手。だから先生がよく気がつく人だと、本当にありがたいです。

最後に、ちゃんと準備してくれる先生というのは好感がもてます。もしくは、準備はあんまりなくてもレッスンの中身が体系立って教えられる人。一般的に途上国の先生と先進国の先生の違いはそこだと思いますが、でも途上国の先生にも準備をしてくれる先生はいます。そういう人になら喜んでお金を払いたい。

というわけで、自分が習うときの経験を、教えるときに活かしていきたいと思います。今日から、スペイン語オンリーで日本語をイチから教える授業も始めましたが、こうして書きながら振り返ってみると、この一年半でいろんなことがすっかり変わったなぁ、と感じます。果たして、俺は波に乗っていると言えるだろうかなぁ。

italkiってアイトーキなのか

2012年からよく使っているitalki.com。登録したのはさらに2年前ぐらいなのだが、当初はさっぱりだった。

そもそも根本的な問題として、このサイトは何と読むのだろうか。登録したてのころは「イタルキ」だと思っていたが、よく見ると「アイ・トーク・アイ」に見えた。が、英語で話しているとき相手が「アイトーキ」と呼んでいた(2名)。え、そうなのか、それでいいのか、とちょっと不安になりました。ま、読み方はともかくこのサイトは非常に良いです。クレームをメールで(英語で)送ってもすぐに対応してくれます。

俺の場合は英語を勉強しているわけでもなく、フォーラム(質問とか)もノートも興味ない(聞きたいことを聞ける人はいくらでもいる)ので、当初は使い方がわからず、無料で言語交換の相手でも見つけられればと思ったけど、続いた試しもない。

ところが、自分でチケットを購入して少数言語のレッスンを受けてみて、このサイトすげー、とようやく気づいた次第です。以来、円高のときにチケット(”ITC”という米ドル相当のポイント)を購入して、ときどき使ってます。

italkiの良さは、なんといっても講師数と多様さが世界最大なところ。安く素人っぽい学生や、リタイアした後のシニア世代に教わることもできるし、それなりのお金を払ってプロ講師を選ぶこともできるのは競合他社にはないところです(俺はわざとプロでない人を先生にします)。ただひとつ残念なのはサービスの日本語対応がイマイチおろそかで、日本では同業ライバルのcafetalkに追いつかれてしまった感があります。

最後に、italkiを運営しているのは香港に登記のある上海ベースのベンチャー企業で、始めたのはYongyue JiangとKevin Chen(ケビン・チェン)。以下は最近のケビン・チェンのインタビューです。

2009年のインタビューのときはもっとさわやかでかっこよかったのになぁ、と思うんですが、下に参考までにリンクを張っておきますのでitalkiファンの人はぜひ見比べてみてください。

Kevin Chen of italki.com

 

paypalのドル→円の換算レートについて

結局、italkiでレッスンを受けているのですが、paypalのアカウントを作ってそっちで支払うことにしました。

で、ドルでの支払いをするためのに進んで行ったら、なにやら換算レートがおかしい。ドルを買うのに、円での表示がどえらく高いのだ。

調べて見るに、paypalでは換算方法を2種類から選べて、paypalレートを使うか、クレジットカード会社のレートを使うかを決められる。
paypal換算では2.5%も手数料をとるらしいので、普通に考えればクレジットカード会社に任せた方が良い(締め日までの円安の見込みがよっぽど高くない限り)。

が、もしJCBカードを使っていると結局paypalレートになるらしい。以下を参照。
http://metatrader.serv25.com/online_settlement_service/paypal/paypal_2.php

ということで、今回のリサーチ終了。

っていうかはっきり言ってはじめからドルで支払うことのできるカードを持っていれば為替リスクとか考慮せずに済むのになぁ。せっかくたまたまドル通貨の国に住んでいるのに、なんだかなあという感じがします。

italki(アイトーキ)で語学レッスンをして(教えて)みた

今日は久々にitalkiを使いました。しかも、初めて教える側になりました。オンライン・レッスンって、受けたことも一度しかないのに、今度は自分が教える側とは!貴重な体験でした。

今回教えた相手は、アメリカ在住の中国人。なぜか知らないが日本語を習っており、既に日本にも来たことがある親日派。日本語の基礎はできていたので、ほぼ日本語だけでフリートークを進められました。

やってみてわかったのですが、少額といえどもお金(クレジットと呼びます)の授受がある分、スケジューリングなども含めて自然と本物のオンラインレッスンに近い感じになりますね。途上国の先生ならどうせ事前準備なんてほとんどしないだろうから、水準は今回の俺と大差ないと思う。

アイトーキは、プライベートの語学レッスンのシステムを提供するプラットフォームで、先生の質はピンキリ。レッスンを受ける際に他の生徒がつけた評価を参考にしていくのは価格コムやagodaと同じシステムです。それでも、先進国のネイティブ・スピーカーに格安で教えてもらうこともできるし、また、少数言語を習うのにはけっこういいかも。ただ、日本語ができる人は中国人、韓国人以外にはかなり少ないので、普通は英語が共通言語になる。英語が全然できない人はまず英語からやるべきでしょう。

獲得したクレジットは、誰かに教えてもらうのに使ってもいいし、ある程度貯めてからペイパル経由で現金を「引き出す」こともできます。なので途上国の人にとっては、小遣い稼ぎどころか仕事になりうる。それどころか、たとえば最近経済が大変なことになっているベネズエラでは、かなりこういう就業機会は貴重かもしれない(反面、キューバやエクアドルなどはまだペイパルが使えないので講師もほぼゼロです)。

サイトがとるマージンについては、15%のみ。日本発の某同業サービスと比べるとかなりお得です。ただし、引き出すときにペイパル経由で入金するとペイパルにもマージンをちょっと抜かれる(追記:これについてはかなり改善されました(参照))ほか、使用通貨が米ドルのため、為替差損のリスクも発生します(「paypalのドル→円の換算レートについて」)。

誰でもまねできる 人気講師のすごい教え方 (中経出版)
KADOKAWA / 中経出版 (2015-03-20)
売り上げランキング: 25,812

busuuで学ぶブラジル・ポルトガル語

あけましておめでとうございますー。

年末年始、実家に帰って正解でした。こんなに長い休みをドミトリーで過ごしていたら、相当苦痛だったろうな、と思います。有休もとっているので、俺の休みはまだまだ続きます。

実は既に、ちょっと退屈気味だったりして。そんなわけで、前からやりかけていた研究を進めています。

というのは、インターネットを主体にした言語学習。かつ、もちろん無料で。今回は語学の初心者編、ということで、今までやったことのない言語、ポルトガル語を学んでみてます。

これまでメインで使っていた”lang-8″は、日記添削なので、ある程度まで語学が上達してからでないとちょっとしんどい。
パートナーを見つけてチャットや電話で話そう、というようなコンセプトの”italki”も、同様にちょっとしんどい。

ということで、初心者にもできそうなサイトとして見つけてきたのが”busuu”。コースに従ってひとつずつ進んでいく。
あと、語彙を増やしていくのには”lingQ”もありかなと思います。”smart.fm”みたいにフラッシュカードを作っていくよりは楽しい。

が、致命的な問題として、”busuu”でコースを進んでいくためには、しっかり暗記していないと問題が解けないし、そもそも何の勉強にもならない。結果として、おもしろくないじゃん、ということになりかねない。

やはりネットだけで勉強するというのは俺には無理そうだな、と思い、図書館からテキストを借りてきました。まず本を読んで覚えて、それから復習として”busuu”のコースを解く、というやり方に切り替えたところ、なかなかいい感じになりました。毎日少しずつ進んでいって、ある程度まで行って自信が出てきたら、スカイプとかでネイティブと話をしてみるのでいいんじゃないかと思います(おそらく、半年後とか)。

ヨーロッパ系の言語は、このやり方で廉価に習得できそうな気がします。問題はアジア言語ですね。誰か、アジア版のbusuuを開発してくれないかな。。

以上、レポートでした。