アガルアガル(agar agar)についてのメモ

備忘録。フィリピンでゼリー系の食べ物を作るのにおなじみで、スーパーにも売っているアガルアガル(agar agar)について、漠然と寒天なのかなぁ、と思っていた件について。

スールー海のバジャウ(サマ)について書かれた「フィリピン漂海民 月とナマコと珊瑚礁」門田修(1986)

フィリピン漂海民―月とナマコと珊瑚礁
門田 修
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を読んでいたところ、そこで養殖しているアガルアガルは2種類あって、学名はそれぞれエスピノサ(E. spinosum)とコットニー(Eucheuma cottonii)という、と書かれていた。これを試しにgoogle先生の検索にかけてみたところ、日本藻類学会のウェブサイトに次の日本語資料が見つかり、非常にわかりやすかった。

「21世紀初頭の藻学の現況 海藻工業」西出英一

クリックして38SeaweedIndustry.pdfにアクセス

曰く、海藻から作るゼリーには大きく次の3種類がある。
1) アルギン  (Lessonia spp )
2) 寒天 (テングサ、オゴノリ)
3) カラゲナン (Euckeuma spinosum, Euckeuma cottoni, Gigartina pistillata)
 
アガルアガルはこのうちの3)カラゲナンだという。

ちなみに、別ソースによればagar agarは英語でagarまたはchina grassとも言うらしいが、どうやらこれは上記1~3をおおざっぱに総称しているように見受けられる。例えばウィキペディアの「寒天」の左の方にある英語ページへのリンクを開くと、ほとんど英訳のような”Agar“のページにいくが、ここで言っているのはテングサのことなんじゃないだろうかと思う。

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