duolingoでベトナム語コースをやってみた

1. マイナー言語学習にも使える無料アプリ

外国語学習のアプリでは異例の100万超ダウンロード数を持つ無料アプリ”duolingo(デュオリンゴ)”は、グアテマラ出身アメリカ人の学者ルイス・フォン・アンが作ったもので、最新のテクノロジーを駆使しているだけでなく、開発経緯も面白い(参考までにここに「naverまとめ」のリンクを張っておく)

俺も既にエスペラントやブラジルポルトガル語のコースを試してきたが、無料アプリなのに語彙だけでなく言語自体が体系的に学べるというのは確かに他に例がなく、評価している。語彙を強化するアプリとは違う魅力がある。

ところで”duolingo”で学べる言語はどんどん追加されているが、インターフェイスの言語設定によって学べるコースが異なり、その数は(当然ながら)英語に設定すると一番多くなる。インターフェイスが英語ということは必然的に「英語⇔学習言語」の翻訳作業をしなければいけなくなるのだが、どのみち学ぶのは初級文法なので英語自体はそんなにできなくても不自由は少ない。

英語版のduolingoで学べるマイナー言語はポーランド語やらスロベニア語やらいろいろあるが、去年追加されたもののひとつにベトナム語がある。アジア系言語はduolingoでも珍しい上に、ベトナム語というのは無料アプリで学習できる選択肢が少ないので重宝する。なので、私もやってみることにした。ちなみに私のベトナム語歴は、その昔ピンズラーを10課ぐらいまでやった上にオンラインレッスンを4回受けてみた程度です。

2. 発音記号は後回し

いくつかのユニットをクリアして確信したのは、ベトナム語キーボードを入れなくてもプレイできるということ。発音記号なしで入力しても答えの合否判定で大目に見てくれるし、ベトナム語に特徴的な”D”に横線が入った”Đ, đ”も、”D, d”で許してくれる。ということは、とりあえずは文字や発音記号を覚えなくてもだいたいの綴りさえわかっていれば先に進めるわけだ。これはありがたい。

PC上だと練習に進む前に新しい語彙や文法の説明が見られるのに対して、スマホアプリ上だとそれらがどこにあるのかわからず、そのため練習にいきなり新しい単語が説明なしに出て難しく感じる人もいると思う。しかし、これをぜひ逆手にとって、問題文の中から類推したりトライ&エラーをしながら自分で答えを探し出してもらいたい。というのも、説明書を読まずに新しい機械を触ったり、ゲームをプレイするのとなんら変わらないからだ。

3. duolingoでのベトナム語の勉強の仕方(の提案)

duolingo上では、とりあえずベトナム語の文法に慣れることを最大の目標にしてどんどん進んでいくのがよいと私は思う。単語は、重要でないものがけっこうたくさんあるので全部覚える必要はないし、上述のようにまずはスペルをおおまかに覚えるだけにして発音記号も無視すれば、進度は飛躍的に上がる。発音練習も後回しにしておいた方が結局長続きすると思う(それでも始める前に一通り入門書に目を通しておくと効率は上がりそう)。その上で、おそらく全部クリアしてもベトナム語を話せるようにはならないだろうが、ある程度進んだ段階で入門書に本格的に取り組むようにすれば、かなりスムーズに頭に入るはず。

とはいえ、では果たしてduolingoオンリーでベトナム語がどこまでできるようになるか、俺も実験的にやってみることにして、またしばらく経ったら報告しよう。ではでは。

中級エスペラント話者の私がDuolingoのコースをクリアしてみた

Duolingo.comは無料の多言語学習アプリで、アルゴリズムを駆使した最新テクノロジーで新しい学習のあり方を開拓している。特に、学習者の得意不得意に合わせて問題を調整するところが、従来のEラーニング手法より進んでいて効果が高いと言われている。

さて、そんなduolingo上に英語でエスペラントを学ぶコースが追加されたと、エスペラント話者の間では1年ぐらい前に話題になっていた。もっとも、開発したのはボランティアとして参加したエスペラント愛好家自身である(Duolingoは少数言語の保護に貢献しつつ安価にユニークなラインナップを拡充させる目的で、ボランティアを使ったコース開発プロジェクト「インキュベーター」というプロジェクトをやっている)。

そのときは俺は反応しなかったが、ふと思いついて自分でもやってみた。日常生活では全然使っていないとはいえ、一応中級を自負しているからには、ささっとクリアできるだろうと思っていた。

https://www.duolingo.com/

ところが実際には、毎日平均1時間ぐらいプレイすること半月もかかってしまった。そして、会うごとにメモしていった新しい単語の数は、ゆうに300を超えた。恐るべしDuolingo。。

文法はこれまで学習した内容でほぼ全部(95%ぐらい?)は対応できたが、単語の方は日本で出版されている既存の教材にはないような、日常場面で出てきそうなものがかなり含まれていた印象。逆を言えば、日本の既存教材というのは一昔前の教科書的な、コミュニケーション向きでない非日常的単語がけっこうあるということにもなるだろう。

加えて、Duolingoでは「クリックする」のような、ネット世代の用語も20ぐらいは出てきた。こういう単語は、知らない人とチャットするときに使うので出てきているわけだが、日本の高齢エスペラント話者は知らない人も多いのではないだろうか。

そんなわけで、中級の人向けにもけっこう有益なアプリだということがわかりました。

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Duolingoでポルトガル語を練習中

数年前と比べて、オンラインで外国語が学べるサイトが非常に増えている。むろん、単に解説が載せてるページであれば以前からあった。
最近増えているな、と特に感じるのが特に欧米系メジャー言語。有料のものも多いが、無料でも複数見つかる。

一年ほど前に登録して全く試していないサービスがいくつかあるのだが、今回は”Duolingo”の創設者の記事を読んで興味が湧いた。これ↓
http://wired.jp/2012/09/20/translate-the-web/

なぜかグアテマラ出身というのも面白い。TEDでのスピーチは英語だが、喋りも面白い。

曰く、外国語を学んでいる間にウェブを翻訳してしまう、というのがコンセプトだそう。発想が天才的。

で、物は試しと思って、英語でポルトガル語を練習することにした。コース自体は日本語でのもあったようなのだが、日本語訳はおかしかったら嫌だな、と思って英語にしておいた。他にも、統語構造がより近い外国語でターゲット言語を勉強する方法がいいと俺は信じている。

さて、とりあえず一週間ほど続けてみての感想。

1) 本当はブラジル・ポルトガル語がいいところ、現状、どっちのポルトガル語をやっているか判然としない。
2) バーチャルキーボードだとタイマー付き課題がめちゃ難しい。
3) 翻訳は上手になるかもしれんが、これで話せるようになるとはさっぱり思われない。
4) ゲーミフィケーション(ゲーム化)の結果、「お勉強」的な要素はたしかに減ったかもしれないが、レベル上げに熱中してしまい、単語を覚えるのとかどうでもいい気持ちになってしまう。

ということで、これにたくさん時間を費やすなら、外国語学習のためにはもっと他にいい勉強の仕方があると思う。単語帳にフレーズを書いて丸暗記する、とか。ま、そういうのが苦手な人のためのゲーミフィケーションなのかもしれませんが。

ところで、wired.jpに「 外国語の学習に役立つオンラインツール6つ」という記事があって、そこで紹介されていたサービスをほとんど聴いたことがなかったのでメモしておく。
http://wired.jp/2014/06/02/online-leaning/

まず、
https://www.fluentify.com/
は、現在のところ日本語話者に対応していない。

https://www.tandemexchange.com/
は、mixxerとかmylanguageexchange.comとよく似ているが、サービス内容自体はより親切ぽい。が、結局この手のサイトはユーザー数がすべて。

http://lingua.ly/
は、他のことをしている間にもちょこっと語学学習ができるように、との工夫だそう。なんだかな。

http://www.babbel.com/?locale=en
は有料。ということでチャレンジすらしません。

外国語学習をサポートするサービスは他にもいくつかこれから試しそうと思っているのがあるので、また改めて軽くレビューしたいと思います。