ボーカロイドあるいはUTAU

先週、MIDI研究をしていたはずが、とんでもない世界にたどり着きました。ボーカロイドのすごさ、やばいっす。日本企業のヤマハについて、初めて誇りに思いました。

調べてみたところによると、「ボーカロイド」という商品名はヤマハのものですが、それを使った商品では、いろんなメーカーが出しているようです。もとが日本初だったので日本語対応のものがほとんどですが、最近は英語やスペイン語、中国語に対応した商品も販売されています。そして発売されているものはようするに音源なので、入力操作には別のソフト(フリーソフトでも可)を使用するということです。たとえばこんなの、

VSQファイルエディタ
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6123780

実際、各商品の値段を見るとグレードにもよるけれどもそんなに高くない。DAWfが操作できるんなら持っておいてもいいのかも。

で肝心の用途だが、どうもパッケージングのデザインの関係で、ヲタ系の人が多いよう。というか、ようはDAWを使っていわゆるアニメソングとかゲーム音楽とかを作るような層の人たちがコミュニティを支えているよう。そういえば、DAWソフトのFLstudioも、途中から路線変更してマスコットキャラクターを導入したりと、ホストが本来もっている汎用性を隠すようにしてあえてターゲットを絞り込むような戦略をとっているよう。

ということで、ボーカロイドにしてもソフト自体がアニメおたくっぽいわけではなく、ようは使い方の問題です。

さて、とはいえお試しなんだから有料のソフトはちょっと、という俺のようなユーザーには、ボーカロイドっぽい無料のソフトもちゃんとある。さすが、日本。

まず英語だが、この記事を見つけた。、
http://www.vocaloidism.com/utau-vs-vocaloid-the-tides-turn/

”UTAU”は、ニコニコ動画を通じて広まったという、まさに日本の今のヲタ系文化の波に乗ったソフト。とりあえずこれを使って一曲入れてみましたが、無料でできるんならこれでいいじゃん、という感じがしました。ただ、使いこなすにはけっこう熟練がいるようでもあり、この路線を突き進むなら時間の投資を覚悟しなければいけない感じ。俺はとりあえずMIDIをもっとやってからにします。。

http://utau2008.web.fc2.com/
http://utau-synth.com

サンプル

使い方
http://www.nicovideo.jp/watch/sm20350997
http://kenchan22.web.fc2.com/i/utaumanualtopright.htm

UTAUのショートカット追加
http://d.hatena.ne.jp/maruloop/20110429/1304087266

最後に、お試しなんだからUTAUもめんどい、という人には、名古屋工業大学が開発した”sinsy”というウェブアプリがあります。これは、music xml形式のファイルをウェブ上にアップロードすれば、wavファイルになって戻ってくるという楽チンなソフト。ただし、俺がやってみた限りでは部分的にしか成功せず、とても作品に使用できるような状況ではありませんでした。アップロードするファイルに作り方のコツがあるのかも。

http://www.sinsy.jp/

記事
http://www.dtmstation.com/archives/51703052.html

なんにせよ、この分野はこれからどう発展していくのか非常に興味深く、かつ201x年代の文化活動では珍しく日本がリードしているわけなので、注目に値すると思います。「日本文化=ヲタク」みたいなポジショニングは人によっては好まないと思いますが、認めようが認めまいが既にけっこうな程度そうなっているわけでもあり、この奇抜な感じを武器にして国際的に売り込んでいくべきだと私は思います。ちょうどかつてジャポニスムがそうであったように、日本はいつまでも異国情緒あふれる神秘的な国であればそれでいいんじゃないでしょうか。

フリーソフトでDTM(小まとめ)

今使っているネットブック、買った当初には想定していなかった使い方をしております。ここ半年ほどパソコンを使った音楽制作に目覚めまして、当初は主に楽譜作成をしていたんですが、最近では一歩進んで録音・編集やらMIDIやらなんやらいろいろと可能性が広がって来ました。

で、今回は試してみたものの中から、フリーで使えるものを紹介してみます。

1.楽譜作成ソフト
a) Finale Notepad ..業界シェアが高いというので使ってみましたが、フリー版はなかなか大変。finaleとの互換性がなければ使用価値はあまりないかも。
b) MuseScore ..Finale Notepadに不満があったので乗り換えてみました。しょせんはフリー版なので意味不明なバグっぽいことがまれに起きますが、それでもこっちの方がいいかな、と。
c) Tuxguitar ..ギター用。ギタープロとかパワータブ用の形式のファイルが開けるというのがよいところ。タブ譜はネットからフリーでダウンロードして使えます。

2.DAWソフト
a) Music Studio Producer.. フリーでもひと通りできるというソフト。しかし、素人にいきなりこんな本格ソフトを渡されても、ほぼ理解不可能。一方、ちょっとわかる人は有料ソフトを持っているはずなので、結局のところこのソフトは何のためなんだろう、という気がしないわけではない。MIDIを編集したりするのにはいいのかな、でもファイルによっては認識してくれません。同様に、プラグインのVST音源を入れるのも大変なようです。
b) audacity.. 録音・編集できる。MIDIも扱える。パソコンに入っている外部プラグインを自動で探してきて使える。
c) ReBirth RB-338 ..ドラムマシンシンセらしいのだけど、windows7の64bit版では普通には動かせません。一回32biit版を操作してから持ってくれば動くらしいのだけど、そこまでして使わなくてもいいかな、と。

3.録音・編集用
結局、フリーで使うのならDAWソフトより機能限定の編集用ソフトを組み合わせて使うほうがストレス少ないかな、と思います。
a) SoundEngine Free..録音・編集できる
b) free audio editor.. mp3とかのファイルのテンポやキーを変えたりもできる。
c) Efficient WMA MP3 Converter.. ファイル形式を変換するのに使う。
d) wavetone.. mp3とかの音源を解析して音名表示してくれる。

ここまでで普段使っているフリーのものは網羅。ここからはまだ使ってないもの。

4.ソフトウェアキーボード
domino
.. 楽譜作成ソフトとかでソフト上にキーボードがついてなく、かつMIDIコントローラーがない場合に代替するためのもの。5.の仮想MIDIケーブルとあわせて使用するらしい。

5.仮想MIDIケーブル
LoopB.. ソフトウェアキーボードを楽譜作成ソフト等に接続するためのソフト。

と、こうやって見ていくと音楽関係のソフトって本当にいろいろありますねー。次回は、今研究中のボーカロイド系のフリーソフトを紹介しようと思います。

DTMの一歩手前

仕事にもほぼ慣れて、余裕があるおかげで帰ってからいろいろとできるようになりました。試験勉強やらギターの練習やらで充実してます。

 

週末は週末で自主的に参加している研修とか、教会での演奏、それからスペイン語教室にもできるだけ通って、平日よりもむしろ忙しいぐらいのスケジュール。俺らしいというか、日本にいると、つい目一杯に詰め込んでしまう。

 

こうやって忙しくしていると、お金を浪費するタイミングがなくなるので実は経済的にはよい。交通費はちょっとかかるけど、テーマパークとか飲み会とかに行くのと比べれば微々たるもの。申し込んでいる研修はほぼタダだし、スペイン語教室はボランティアベース、勉強するのにはお金はいらないし、ギターだってほとんどお金をかけないようにやるのが俺の流儀だ。

 

「お金をかけない音楽」というのはなかなか興味深いテーマで、追求しがいがある。音楽がデジタル化していく流れは、一見機材などをそろえるのにお金がかかりそうだが、工芸品の楽器を買うのやサーフィンなどの他の趣味に比べて安あがりにもできる。そして安く作り込む方が、逆に味が出る側面もある。ダブなんかはそうやって生まれたわけだし。

 

さて、アナログ派で出発している俺も、少しずつですがデジタル派に近づいていっています。耳がデジタルなサウンドを許容できるようになるまでに数年かかっていますが、なんとかついていけるようになって来ました。

 

次はデジタルでの音作りなんですが、大学生の時にあえなく挫折してからというもの、なかなか二度目のスタートが切れていません。なんせとっつきにくいんですよね。

 

 

今回、教会のオルガニストから依頼があったので、楽譜を入力してデジタル化することにしました。これは大学生のときにも少しやったので覚えている。ここから今度こそは飛躍して、伴奏用のリズムパートを作ったり、そしていつかは曲作りができるようになりたいなー。あ、もちろんタダのソフトでね。