マニラの岩崎さん殺害の犯人が逮捕されていた件

もう2年前になるが、このブログでも「マニラ岩崎さん殺害で容疑者を書類送検」で一度触れた。その続編。

今朝のまにら新聞によれば、新たな証言が出てきて再び書類送検されたとのこと。そして、実は容疑者夫婦は既に別件で逮捕されていた、とある。
http://www.manila-shimbun.com/category/society/news222238.html

小倉義一(59)、エドナ(57)両元被告。事件直後の14年6月にも、遺族証言に基づいて殺人容疑でパラニャーケ地検に送検されたが、遺族側が証言を取り下げたため、起訴されなかった。15年6月には、比人13人の殺害を依頼した日本人歯科医から現金をだまし取った疑いで警視庁に逮捕、

小倉エドナ元被告は16年1月下旬、別件の銃器違法所持容疑でCIDGに逮捕された。岩崎さん殺害を請け負った比人運転手もほぼ同時期、CIDGに身柄を拘束された。

ようするに複数の事件を起こしていてかなりアウトローな夫婦だ、という感じ。ところで上記に出てくる「比人13人の殺害を依頼した日本人歯科医」というのも、すごいね。一体どういう動機で13人も殺す必要が出てくるというんだろうか。

岩崎さん殺害の事件のことも、これから全貌が明らかになることを期待します。まにら新聞、がんばれー。

マニラのタクシー

今朝の日刊まにら新聞によると、マニラ空港の第2、3ターミナルからパサイ市のみならずモールオブアジア(MOA)の方まで行く電気バスが始まるらしい。ただ、それより驚いたのは、先月から空港に普通のタクシーが乗り入れられるように規制が変わったとのこと。これまで初乗り料金がちょい高いがマナーがそれなりの黄色タクシーがあったが、またなにか政治的な駆け引きで制度が変わったよう。

それにしても、マニラのタクシーについては最近いろいろと変化があるよう。たとえばこれ。
「フィリピン政府がタクシー相乗りサービスを省令で制定、ウーバーなど配車アプリも対象に 」

フィリピン政府がタクシー相乗りサービスを省令で制定、ウーバーなど配車アプリも対象に

タクシー相乗りというのはいわゆるFX型の移動手段でしょうが、当然ながらウーバーは路線ではないので、それが新しいとのこと。

マニラは公共交通がだんだん麻痺してきており、政府としてもなかなか打つ手がない。ODAで作ったMRTはメンテができておらず事故があって以来スピードが出せず、かつ料金も去る1月から二倍近くに上がったばかり。かつ、国鉄(PNR)はつい先日脱線事故があり、マニラあたりでは無期限運航停止になってしまっている。

バスはバスで、昔から同じ路線を会社間で競争しており、いつも客の取り合いで先に進まない。3車線もある大通りですらバスがほぼ蛇行運転しているのを見るにつけ、普通にまっすぐ走れないかとため息が漏れる始末です。バスがまっすぐ走れない国なんてフィリピンだけじゃないの?

あ、またマニラの愚痴になってしまった。。

追記:タクシーに関連して、2015年5月21日のまにら新聞によれば、MMDA(Metro Manila Development Authority=マニラ首都圏開発局)が相乗り用アプリを開発したそうです。フェイスブックのフレンドが近くにいれば教えてくれる?かなんかだそうです。お役所仕事なので、流行らないとは思いますが。。

マニラ岩崎さん殺害で容疑者を書類送検

約一ヶ月前に、マニラの某旅行代理店の支店長だった岩崎さんが暗殺された事件、いろんな人がブログやらで書いていて、俺としては特に何も追加できるような情報がなかったのでこれまで触れなかった。

が、俺もマニラにいたときに仕事で何度かお世話になっており、ショックだった。他の人と同様「なぜ!?」というのが気になっていたので、それ以来、折にふれて「まにら新聞」を見ていたものの、しょせんはフィリピンの警察力なので犯人の特定すら不可能だとたかをくくっていた。

が、なんと書類送検までこぎつけていた、とのこと。すごい!

http://news.livedoor.com/article/detail/8921007/

いわく、なんと犯行を依頼した疑いが出ているのは日本人。。なんだよ、結局よく言われるように、海外では現地日本人にだまされるのが一番怖いというようなタイプの犯行ではないですか。こんなことがあるんなら、やっぱり俺は海外では日本人がいないところに行きたいわ。

今のところ状況証拠しかないので、もし裁判になったとしても検察側に不利なんだそうです。ここから先、本事件はどう展開していくでしょうか。

とにもかくにも、遅ればせながら亡くなった岩崎さんのご冥福をお祈りします。

フィリピン、マニラが大雨で浸水

このブログではときどきフィリピンのことを取り上げるのだが、どうしても自然災害系のニュースが多い。というのも、ひとつにはフィリピンが(ある意味で)厳しい自然環境にあるということと、それから治水が整っていないとか、貧困層がリスキーなところに住みがちという理由から、自然災害での被害が大きくなるからだ。

さて今週だが、フィリピンの首都マニラが、またひどい大雨の直撃を受けて浸水して大変なことになっている。NHKによれば、7日16時半の時点で既に53人の死亡が確認されているという。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120807/k10014131331000.html

記事はこんな感じ。

フィリピンでは先月末から台風や湿った季節風の影響で各地で大雨が降り続き、増水した川に落ちたり土砂崩れに巻き込まれたりして53人が死亡しました。

フィリピンでは、先月末に台風9号が接近し、その後も南西の湿った季節風が流れ込んでいる影響で、首都マニラのあるルソン島の各地で断続的に大雨が降り続いています。
フィリピンの気象庁によりますと、6日夜から7日にかけてもマニラや周辺の州で、1時間に30ミリを超える強い雨が降っています。
マニラの北東部を流れるマリキナ川では一部で川の水が堤防を越えて首都近郊の市街地に流れ込み、住宅や商店の1階が水につかるなどの被害が出ています。
国家災害調整局によりますと、一連の大雨でルソン島の各地では増水した川に落ちたり土砂崩れに巻き込まれたりして53人が死亡し、現在もおよそ27万人が地域の学校や体育館などに避難しているということです。
また道路が、あふれた川の水や土砂崩れなどで寸断されて孤立した地域もあり、軍や警察がトラックやゴムボートを出して取り残された人たちの救助活動を続けています。
フィリピン政府は、8日まで強い雨が続くとして、ルソン島を中心に河川の氾濫や土砂災害などに厳重に警戒するよう呼びかけています。

まず洪水が9日から10日までは続くと思われ、さらにそこからは例によって伝染病が蔓延するだろうから、また100人を超える被害者が出るのではと思う。

これ、実はたった3年前に起こった洪水と類似している。そのときは、25年だか30年ぶりだと言っていたが、どうやらこれからも定期的に襲ってくる可能性があるんじゃないか。首都がこう簡単に水没してしまうようでは、経済発展なんて期待できない、と言う人が増えてくるんじゃないかと懸念します。

マニラは低湿地帯にある町なので、浸水には非常に弱い(そんなわけで地下鉄もない)。おまけにそろそろ大地震が来てもおかしくない時期だと思われる。被害を最小限に押さえるために、災害対策はしっかりやっておくべきで、かつ途上国では特に、いかに自分の身ぐらいは自分で守るかに気をつけておかないといけない、と改めて認識。

フィリピンだからって対岸の火事と思わないで、自分の行き先のことも注意してみようと思います。