英語のフルート用チュートリアル教材

科学とかいろんな分野ももちろんそうなのだろうが、音楽をする人はある程度は英語を勉強しておいた方がいい、と思う。外国に行かなくても、情報にアクセスできるかどうかで得したり損したりするからだ。

とはいえ、それでも中学生とかはそんなにできないだろうから、ここで紹介しておきたい。youtubeで英語で検索すれば出てくるような動画。

ところでこういう教材ビデオって、奏法に悩んでいたりするときに見たいのが常だが、世界が違いすぎてもうフルートなんか辞めようか、っていう気にもなるので注意。個人的には調子がいいときに観た方がいいと思う。

は、ではまずはフルート教本的なやつ

この人たち、アメリカのミリタリーバンドのメンバーらしいのだが、恐ろしくうまい。。大学の先生とかじゃないの?
いろんなお手本を収録してあるので、特に現代奏法とかカッコイイじゃん、と思うだろうし、英語がわからなくても参考になる部分は多いはず。

しかしながら、このビデオの作りには疑問。興味のある項目毎に観るのはいいと思うけど、いろんなことをただ網羅しているだけで、誰向けなのかがよくわからない。中学生とか初心者とかは参考になるのはせいぜい最初の方だけだろう。

ちなみに、最後の方にピッコロ編もある。いとも簡単そうに吹いてるけど、ある部分では「私は学生のときは毎日4,5時間練習していました」とかさらっというあたり、そこまでの覚悟のない普通の人は死ぬまでこういう風には吹けないよ、という裏のメッセージか、と勘ぐりたくもなる。

さて、それよりも俺が好きなのはこっちの人のビデオ。

この方、サンフランシスコ響の奏者らしいが、めっちゃ気さく。こういう人がお師匠だったら、俺ももっと先生になんでも相談できるようないい関係を築けていたかもしれない、と思う。いろんなテーマで自撮り動画をアップしているが、例えば上記のビデオでは、ジュピターとヤマハのステューデントモデルを比較している。

比較といえば、日本では愛国心からか、中国や台湾のメーカーの楽器は楽器じゃない、とかいう言説がプロや楽器屋の中にさえあるよう。俺に言わせれば、それは悪いメーカーもたくさんあるだろうが、だからといって良い、もしくはそれなりのメーカーがないとは言えないと思う。その点、電化製品と変わらない。で、上記のビデオでも、ジュピターをボロクソに言うわけでもなく、かなり公平に扱っているように見える。

ついで言っておくと、「ジュピター」ブランドを出ている台湾のK.H.S社は比較的最近、日本のフルートメーカー「アルタス」を買収してから「ジュピター」の品質も上げているとのこと。価格的にも、ヤマハを意識した設定(ブランド価値を考慮してヤマハより若干安い)にしてある。

最後に、結局のところジュピターやらヤマハの安いモデルでもプロが吹けばよく鳴るし音程もちゃんとしている、ということがビデオを見ればわかる。もちろんコントロールのしやすさとか吹奏感とか高級モデルとは全然違うだろうが、果たして値段との兼ね合いでそこまでの価値があるだろうか、とアマチュアのフルート奏者は考えてみていいと思う。その差額でバイクが買えたりとかするわけですからね。

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フルートのこと

フルートとは切っても切れない腐れ縁でして、30代になってもいまだに日々格闘しています。憎いけど好きな宿命のライバル的存在です。

さて、学生のときはネットで調べたりなんて一度もしなかったのだけど、ふと思いついてグーグル先生に相談してみることにしました。同じようなことで悩んでいる人がいるかな、と思って。ちなみに管楽器(歌も?)っていうのは肝心な部分は見えないので、私は感覚をいかにつかむかがすべてだと思っています。それ故に孤独な闘いでもあります。

さて、知りたかったのは音程のこと。もしかしてフルートを変えれば解決するのか?ということです。

下のブログは、メーカーごとのスケール(のデザイン)の違いに触れています。スケールのデザインを伝統的スケールとクーパースケールのふたつに分けてますが、果たしてそれだけなんでしょうかね。
http://hafutatu8713.blog101.fc2.com/blog-entry-883.html

たとえばトレバー・ワイのウェブサイトでは自分らで考案したスケールを提案していたりします。

が、とりあえず普通の奏者にとっては、実際問題としてスケール云々は大差ないと思います。結局のところ、ブレスのコントロールをマスターする以外に方法はないのかな、と思います。本当に険しい道程ですが。。

ブレスの「道」は、もちろん管楽器全般に共通していることと思いますが、フルート特有の難しさとして歌口の角度とか塞ぎ具合の問題があり、これがまた人によって最適なものが違うために、自分用のポジョションは努力して見つけるしかない、ということがあります。

正直、こんなに大変だと最初から知っていたらフルートなんかやってなかったと思います。ま、他の楽器にもそれぞれ特有の難しさがあるでしょうから、比べることはできないんでしょうけどね。

ところで、ネットで楽器のこととか機材のこととか調べていると、ウンチクばっかり書いててしかも思いやりのない書き方の人がけっこういます。読んでてこっちが参りますよ。。

結論としては、ネットで調べるのはあんまり良くないですね。ただし、身近に相談できる人なんて普通はいないだろうし、楽器屋の人も信用ならんし、他に方法がないのも事実。やはり孤独な闘いになる宿命なのかな。

自信の話

試験まであと2週間ちょい。今年受けて受かるに越したことはないので、受かる、受かる、と自分に言い聞かせながらの毎日ですが、そういえば最近、「自信」について考えてました。

フルートを再開してからしばらくはほとんど何も考えずに吹いていましたが、最近、ようやく最後の方にとりかかっていた奏法上の課題のひとつを再認識しました。特に高音域でトーンがこもっているような感じで、ピッチそのものが合っても音痴に聞こえるという、けっこう致命的な問題です。これをどうにも改善できずに悩んでいて、最後に楽器自体を放棄してしまったようなところがあります。

今回再開したときに、自分では解決したつもりになっていたのだけど、録音した自分の音を聞いてみて、非常に気になりました。吹いているときには自分でわからない、というのがなかなか解決しない理由でもあります。

問題の核心、「自信」の話はここから。

そうやって自分の演奏の欠点を意識しながらいると、どうも気分的にさわやかになれません。一生懸命に取り組んでも、解決できない課題があるというのは、コンプレックスみたいなものです。

かたや、一流の演奏をする人とか、スポーツ選手とかもそうですけど、やつらは自信の塊です。彼らはプレイ中は、演奏なりスポーツなりに完全に集中しているんですが、逆をいうと、集中できるだけ前提条件(=能力)が整っています。

彼らにとっては能力というのは天からの「ギフト」。もちろん彼らにも彼らなりの課題はあるのですが、それはいわば山の高~いところにある課題なので、周りの人が気にすることなんてありません。

例えば同じ距離を歩くにしても、ある人にとっては単に歩くだけのことが、別の人(たとえば障がいがある人)にとっては非常な苦労を伴うことだったりする、そういう前提条件の違いが天から与えられているわけです。

なので、凡人はまず、周囲との比較の中で自分の非凡を見つけるのが解決の方法です。でも、そんなもの備わってないかもしれない。となれば、今度は、努力して前提条件を整えるしかない。そうやって初めて、プレイに完全に集中できるようになる。自信がつくというのはそういうことでしょう。

ところでひとつ朗報は、自信がないのは自分の欠点を見つけているからこそ、という点です。アンテナが立ってない人は「能力がないのに自信がある」というあべこべ状態になってしまうわけですから。自信がない人は、とりあえずアンテナの心配は不要です。

さて、自分の奏法に関しては解決策をいろいろ考え、今は今度こそ出口が見えているような気がします。5,6年も間隔を空けてようやく出口が見える、なんてえらく深くこびりついてしまった癖だな、と我ながら思います。でも、さまよっていた長い旅の間に、他にもいろいろなものが見えてきて、今は前よりもずっと素敵な音楽と向き合っているような気がします。

採譜

おかげさまで、日本に帰ってきてから、半バンド形態のグループに入れてもらってます。フィリピンの曲をやるフィリピン人のグループということで、思いっきり俺のツボに入っていて、さらに案の定メンバーのみなさんはセミプロなので、レベルもなかなか。日本のそこらへんの音大並みか、それ以上です。

その中で、ギターかベースでもやりたいな、と当初思っていたわけですが、端的に言うと必要ない、というわけで、俺はフルート担当になりました。
理由はさておきクラシックで行き詰ってからというもの、フルート自体を半ば封印していたわけですが、このたび腐れ縁で解禁しました。まあ、ギターと比べると、まだまだフルートの方が自由に使えますから。

ギターの方は、家で少しずつ練習しつつ、また別のグループで演奏します。なんせ家で一人でやるなら、ギターの方が断然おもしろい。

普段は、出勤する前に朝練で30分ぐらいギターを弾いて、夜は時間があれば1時間ぐらい。それからは試験勉強の時間ということで、バランスをとるようにしています。フルートは、ミサとか、他の出番での練習があるときだけしか出しません。

ギター練習にあたって、曲選びがなかなか悩ましい。やりたい曲のタブ譜をネットで探してみるが、なかなか出回っていない。フリーのサイトで見つけることができても、たいていコードとか間違っているのでそのまま弾くと気持ち悪い。なので、自分で音をとらなくてはいけない。

マニラにいたときから少しずつ時間のあるときに挑戦していた採譜ですが、今でも大変。前よりは上手になっていると思うけど。。
実は、翻訳みたいにネットで注文できる業者とかあるが、ここは自分の修行のためにがんばります。耳を鍛えるのも、生涯学習のうちかな、と。