セブパシフィックのGetGoポイントの換算

フィリピン発のLCC(格安航空会社)のひとつで、もはやフラッグキャリアのフィリピン航空(PAL)を凌駕しているのがセブパシフィック(以下セブパシ)。フィリピンには他にもエアアジアや、2015年に「Cebgo(セブゴー)」へブランド名変更した旧タイガーエアなどがあるが、使い勝手や定期的に出てくる激安セールのために、セブパシが一番で、日本人の出張にさえ使われている。

そのセブパシが、2015年にメンバーシッププログラムをリニューアルして「GetGoポイント」として新たに打ち出して1年半が経った。提供しているサービス内容は基本的にはエアアジアのビッグポイントと同様なのだが、いかんせんセブパシのGetGoポイントは必要マイル(ポイント)数がわかりにくいのが問題。というのも、GetGoの換算テーブルは公開されていないからだ。

公開されているのは、支払い5ペソにつき1ポイントが付与されるということだけで、その1ポイントがいくら分なのかという肝心なところが伏せられている。

試しに自分で検証してみると、2800ペソで行けるところが約8000ポイントと出た。となると1ポイントは約30センターボ相当ということになるが、これは2015年に某フィリピン人ブロガーが書いた英語ブログ記事(参照)に載っていた情報と同じとなり、当初から一貫しているのかもしれない。

ちなみに、GetGoポイントとエアアジアのBigプログラム、さらにフィリピン航空のマイレージ「マブハイマイル」の比較を行ったブログ記事もある(こちらも英語)。ただ、結果の比較はポイント数だけなので、あまり意味がない。。

さて、話をセブパシフィックに戻すと、換算式を公開していないということは、もし換算レートを変更しても会員に連絡する必要もなく、どこにも表示する義理もないということ。なので、失効期限はないといえどもその価値は不明。結局のところ、期待するなということになってしまうのだが、タイミングよくGetGo会員向けセールを利用できれば、あって良かったということになるだろう。

もともと東南アジアの飛行機は南米なんかとは比べようもないぐらいに安いし、21世紀になってエアアジアのビジネスモデルが普及して以降はなおさら良くなっているわけなので、ポイントプログラムが飾りでも俺はなんの文句もありません。

エアアジアの「ASEANパス」は使い勝手が悪いらしい件

エアアジアがASEAN域内を周遊できる「ASEANパス」を販売し始めたのは、たしか今年の2月頃、ちょうどマレーシア付近で消息不明になった機体の対応に追われていた頃だったと記憶している。それまで長らく告知だけだったところ、名誉挽回のためにそのタイミングで発売し始めたのだと思っていた。

http://www.airasia.com/jp/ja/book-with-us/asean-pass/how-to-purchase-redeem.page

ところが、このレビューを読んでみる限り、名誉挽回どころか何のメリットもない。本当だとすると、というか本当なのだろうが、残念。
http://yurukuyaru.com/archives/31458830.html

FAQには、

10. 自分の希望するどのフライトの座席でも特典交換できますか。
フライト特典交換には、お座席のご利用可能状況による制限があり、その制限の対象となります。すべてのフライト、すべての日程でご利用可能とはならない場合がございます(例・週末、祝日、および学校休暇日など)。

とあるが、先の記事によるとどうやらそれだけではない感じがする。検証するには自分で買ってみなければいけないが、わざわざリスクをとる気にはちょっとならない。

今のところ、日本語で書かれた体験記は数少ないみたいで、下のはそのひとつ。

ただ、読んでいると、もともと(特に途上国出身の)バックパッカーが周遊するときに役立つような設計になっているものを、日本人のわりと忙しい人が利用しようとしているところが問題の根幹なのでは、という気もしてくる。やはり英語で記事を探してみないといけないかも。