IS関連のテロ組織「アンサル・カリファ・フィリピン」のリーダー殺害

このブログでのアップデートが少し遅れてしまったが、去る1月5日に、ミンダナオのサランガニ地方でIS関連のテロ組織「アンサル・カリファ・フィリピン」のリーダーが殺害された。

(英語記事)
http://www.rappler.com/nation/157408-top-leader-pro-isis-akp-tokboy-dead
http://news.abs-cbn.com/news/01/05/17/leader-of-pro-isis-group-killed-in-sarangani
http://www.philstar.com/headlines/2017/01/06/1660108/leader-pro-group-phl-killed

この組織は、去年末の、マニラのアメリカ大使館前に爆弾が設置される(ただし不発)という事件を起こしたとされているほか、ミンダナオでこれまで数年にわたって数々の事件を起こしている。

ちなみに、ミンダナオにはIS関連と名乗っているグループが他にもあり、例えば南ラナオ州を拠点としているマウテ・グループ、BIFF(バンサモロ・イスラム自由戦士)などがある。ただし、根は同じで、今回殺害されたMaguid(読み方不明、マギドあるいはマグウィッドか)も、インドネシアのテロ組織ジェマ・イスラミヤの構成員から訓練を受けていたとか、さかのぼればMILF(モロ・イスラム解放戦線)に所属していた等とされている。

こういうテロ組織が拠点にしているのは、マギンダナオから南ラナオ州にかけてのARMMで、そのあたりで起きている物騒な事件の後ろにはたいてい彼らがいる。一方で、ミンダナオ全体で見れば他にも反政府勢力はいくつか種類があり、ブキッドノンなどの山にいる共産ゲリラ、そしてスール―諸島を拠点にしているアブサヤフが悪名高い。全体として見れば特別治安が悪化しているようにも見えないが、テロ組織が活躍している限りはビジネスは広がらないので、他の都市部との格差が拡大ばかりで残念。

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本ブログ内のアブサヤフ関連事件の記録はこちら→ ミンダナオ治安(テロ関連)

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