マウテグループから町役場を奪回、ミンダナオ南ラナオ州での戦闘

2013年頃からあるフィリピンのテロ組織で、MILFから分かれ現在はIS系として知られるアブドゥラ・マウテ率いる「マウテ・グループ」。去る10月には、ダバオでの爆発事件の容疑者3名が逮捕されたが、このマウテグループのメンバーだと発表されていた。報道を見る限り、この組織の拠点は南ラナオ州で、活動範囲はコタバトやサランガニあたりまで及ぶようだ。ざっくりと言って、中部ミンダナオは治安が悪い、と思っておけば間違いないだろう。

さて、今日はデュテルテ大統領がその南ラナオ州へ視察に訪れた。ブティグ町では町役場の建物を占拠したマウテグループとフィリピン国軍が戦闘を続けていたが、本日ようやく奪回した模様。とはいえ今日の時点ではまだ町から一掃できたわけではない。ちなみに町役場の建物は以前の戦闘の時に廃墟になって以来、役場としては使われていない。

(英語記事)
http://www.rappler.com/nation/154038-maute-main-force-leaves-lanao-town

上記記事によれば、今回の戦闘でのマウテグループ側の死者は49名、国軍側は死者なし。ちなみに今回派遣された国軍の部隊は2013年のサンボアンガ危機のときと同じエリート・チームだという。

ミンダナオでは長らくMNLF、MILFやアブサヤフといった組織が知られていたが、他にもBIFF(Bansamoro Islamic Freedom Fighters)やらJastice for Islamic Movemonetやら、そして最近はこのマウテグループ、それからアンサル・カリファ・フィリピン(AKP)、カリファ(KIM)などたくさんある。すべて、元をたどればアルカイーダと同根で、CIAが支援していたアフガン帰りのムジャヒディンの組織と言われている。

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