アブサヤフが韓国人船長を含む2名を拉致

アブサヤフによる誘拐事件の記録。

去る10月20日に、韓国人船長パク・チュル・ホン(Park Chul Hong)とフィリピン人が一名ずつアブサヤフによってタウィタウィ州のボンゴ町沖で拉致された。この船は11400トンの商業船で、船長がいなくなった後も当初の予定通りオーストラリアに向けて航海を続けているという。

(英語記事)
http://www.rappler.com/nation/149945-south-korea-ship-captain-kidnapping-philippines
http://www.ibtimes.com/isis-asia-islamic-states-abu-sayyaf-kidnaps-south-korean-ship-captain-crewmember-2435309

アブサヤフによる海上での誘拐は、これまでは漁船など小型のものばかりだった。今回の事件は、銃で武装した10人が乗りこんできたとされていて、もはや現在の海賊と言えるようなもの。

ところで韓国人といえば、2015年1月にも韓国人が一名、サンボアンガ・シブガイ州RTリム町で誘拐され、10か月後に殺害された事件がある(参照)。韓国政府は、アブサヤフと2度目の解放交渉をしなければならないかもしれなくなってしまった。

なお現在、その他にアブサヤフによって拉致されているのは、オランダ人のフォトジャーナリスト1名、マレーシア人5名、インドネシア人2名にフィリピン人が4名と報道されている。2010年にスール―のパングタラン島で誘拐された日本人の伊藤敏雄は、現在2012年の記事ではアブサヤフに自発的に同行しているとされ、既にリストには入っていない。

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