統計から、フィリピンパブの今を考えてみる

こちら、最新の在留外国人統計。2014年6月の確定値だそうです。
http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri04_00043.html

興行ビザでの滞在は2000人弱と、10年前と比べて隔世の感があります。おそらくこの中のほとんどが、本来の想定である野球選手とかサーカス団員とか芸能人じゃないかと思われます。

この統計では表示されない在留外国人にはオーバーステイがいますが、こちらも今ではその数は相当減っています。最新のデータは2014年1月で、ここでもフィリピン人は5000人ほど。
http://www.moj.go.jp/nyuukokukanri/kouhou/nyuukokukanri04_00041.html

ということは、このビザで滞在するフィリピン人エンターテイナーはほぼ絶滅したと考えられます。

じゃあ既存のフィリピンパブにはどういう人がいるかというと、若い人なら他のビザ、例えば永住者の家族(「永住者の配偶者等」)とかがメインストリームで、中には配偶者ビザでがんばっている強者もいるかもしれません。

実際のところ、在留フィリピン人総数は微増しています。私の思うに、最近は技能実習だけでなく、SE等の技術者も増えているのではという気がします。ただ、それを今回の在留外国人統計上で探すのは非常に骨の折れる作業になる気がするので今回はやめておきます。

フィリピン人から統計全体に話を戻すと、まず在留外国人の全体数は、しばらく前のピークに追いついていません。寄与しているのは1)ずっと昔から微減傾向にある韓国・朝鮮人と、2)ブラジル人。
韓国・朝鮮人はもちろん新しく韓国人が来ている(おそらく増えている)とはいえ、それを上回る勢いで在日の方々が亡くなったり、あるいは帰化したりしているようです。ブラジル人については、本国の経済が(停滞と言われつつも)南米では随一なので、少しずつ帰国している模様。

それ以外では、ベトナムとのFTAが2009年に発効してからというもの、ここ数年で技能実習生が毎年急増中でして、今年一年だけで在日ベトナム人数がほぼ150%になりました。伸び率だけで言うなら、相変わらずネパール人も目立ちます。ただし絶対数では相変わらず中国人が圧倒的、そんな日本の今。

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