東大ロースクール生による外国人留学生のための法律ハンドブック

一昨日、フェイスブックのアカウントを休止しました。5,6年前に始めて以来、初めての措置です。

というのも、来月受けるスペイン語の試験DELEが、予想以上に難しい。受験料がけっこう高いので、なんとか一回で受かりたいのです(というか、もし落ちても再受験はしないと思う)。少なくとも自分の中で最善を尽くした、と言えるような準備をしたいと思ってます。

ま、そんなわけでこのブログもしばらくは半分放置にしようか、と思いましたが、そう言えばネタ(下書き)のストックがいくつかあったのでそれを投稿します。

今日は、ネット上で紹介されている在日外国人向けの法律ガイド。

『東大ロースクール生による外国人留学生のための法律ハンドブック』という名前の通り、東大ロースクール編です。最新版は2006年と既に古いのですが、タダでアクセスできるので文句は言えない。
http://www5e.biglobe.ne.jp/~a_omura/handbook/index.html

上記リンク先のウェブサイトによれば、その後、この研究室からは、「子ども法プロジェクトの成果物」として書籍が3冊出版されているとのこと。アマゾンで探してみたけど、
『18歳の自律 東大生が考える高校生の「自律プロジェクト」』東大ロースクール大村ゼミ共著 羽鳥書店 2010
という書籍が一冊見つかっただけだった。他の2冊は?うーん。。

ところで、この研究室の大村敦志教授といえば、素人向けの書籍が良著。

『他者とともに生きる―民法から見た外国人法』大村敦志(東京大学出版会、2008年)

他者とともに生きる―民法から見た外国人法
大村 敦志
東京大学出版会
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ここで言う民法っていうのは日本の民法です。日本に住む外国人と法律についての本。もしかしたらこれが例の子ども法プロジェクトの成果物のひとつなんだろうか。

反転授業と早稲田大学

数日前から、向後千春教授の授業風景を紹介した早稲田大のPRビデオが公開されている。

氏によれば、反転授業は氏の提唱する「ブレンド型授業」の一形態にすぎないのだという。

さて早稲田大学ではこの他に、CCDL (Cross-Cultural Distance Learning)というシステムを授業に導入しようとしているよう。
具体的には、ようは海外の提携校とスカイプかなんかを使って英語で話す、というもの。下の動画は先生向けに導入を勧めるPRビデオ。

おそらくこういう動きは既に世界中の大学であって、早稲田も流れに乗り遅れないように、という発想なのだと思う。流行りなので、ある試みはうまくいき、その他はうまくいかないのだと思う。まぁ試行錯誤はいいことでしょう。

こういう動きを知った俺の感想としては、必ずしも大学でなくてもできることが増えてきている中で、「大学でやる」意味をどう確保するか、というのが重要な気がする。既に、学科によっては大学で学ぶメリットが学位以外になさそうなものも増えている(コンピュータとか言語学とか)。

もちろん早稲田に限らず、さらに言えば大学にかぎらず、学校の存在意義がだんだん薄れていくという時代の流れ。俺としては全部オプショナルな世の中になってほしい。

語学学習。語彙は宝物

この言葉は、高校時代の英語の先生のセリフ。他には「本はたくさん読みなさい」とも言っていたな。

「語彙は宝物」。いい言葉だと思います。海外生活の中で、わからない言葉をひとつひとつ見つけて集めて行くって、宝探しみたいなもの。語学を楽しむ、って大事。

で、私の語彙増強法は、高校時代と基本的に同じです。単語帳。

IMG_0727

なにが良いって、通勤中だったり、電車等で移動するときにさっと取り出して勉強できる点。スイッチを入れる必要もなく、なくす心配もしなくていい(経済的損失がないから)。そして、後で振り返ると「こんなに勉強した」という自信にもなります。

単語帳はおそらく日本(と東アジア?)でこそ普及していますが、諸外国では高校生が朝の通学電車の中でやるほどの次元ではないでしょう。勤勉さの象徴、誇るべき日本の文化と思います。

私はまず、知らない単語に出会ったらメモ(裏紙)に書きつけます。そして家で調べるなり、友人に聞くなりして納得できる訳語を探します。訳語は、日本語とは限りません。既に自分が習得している言語で(意味論的に)近いものを関連付けます(たとえば西語のagenciaと英語agency)

それが終わると、データ変換。アプリは、ここ数年はevernoteを使っています。こうしておくと、後々ど忘れしたときに検索でき、作った単語帳を紛失したときにも簡単に対応できます。

最後に、単語帳に(もちろん手書きで)転記します。ここまでの時点で書くこと2回、入力すること1回ですから、既にそこそこ記憶できています。もしタブレットでフラッシュカードのアプリを使うとすると、この書く動作が省略されるので覚えが悪くなるかもしれません(私は未経験なので実感としてはわかりません)。

で、用意ができたら早速使います。作成してから開始までに日をあけないほうがいいです。外出するときに歩きながら、電車に揺られながら。。それを、基本的に毎日続けます。暗記するには家にこもるより、外気に触れながらの方がいいし、通勤のような自分のルーティーンにこれを組み込むことで、身体が自動的に動くようにもなります。言い換えれば、行動を開始するのにストレスを感じません。

ひとつの単語帳は上下2段に分け、どちらの方向からも開始できるようにします。すると、ひとつの単語帳あたり120~200語が収録できます。普段はこれを1ヶ月から1ヶ月半使い続け、次に進んでいます。

発音ごと覚えるために、歩きながらぼそぼそと発音したり、口パクしたりします。電車の中でも同様にするかは、時々の状況に応じて判断。

海外に住む時は、現地で入手できるかわからない場合、日本から持っていきます。自作することもできますが、日本で入手する方がコスト的に得ですので(東アジアだと現地でも普及しているかもしれません)。

ちなみにフィリピンだと、ダイソーの現地法人であるサイゼンに置いていたと記憶しています。普通の文房具屋にもないことはないですが、サイズが異様に大きかったりして使いづらいと思いました。

フィリピンのオンライン英会話でサイバーセックス?

さすがフィリピン、カオスです。他人事なので面白いが、もし自分が当事者だったら。。

要約すると、フィリピンでオンライン英会話や短期留学をやっている事業者(
http://www.eikaiwa-100.com/ )
が、先月地元警察に逮捕された。罪状は講師にサイバーセックス他を強要したというもの。結局、経営陣は釈放されたようですが、ことの実態はいかようにも解釈できます。

シナリオ1: 本当に強要していた。
この場合は財力で釈放まで持っていった、ということになろう。

シナリオ2: 警察と元従業員にはめられた。これも十分あり得る。

どちらにしても、この間の緊急対応のまずさ&風評被害でダメージは甚大。普通だったら間もなくつぶれます。こういう事業をやっていくなら、普段からこういう事態に対する対策をきちっとしていないといけないです。シナリオ2の手口をマフィア他を使って実行するのは簡単そう。

おりからフィリピンでは最近、日本人向けのオンライン英会話や短期留学が乱立していて、差別化を図るためにボーダーラインな路線を採用したという見方は十分にできる。特にフィリピンにいる日本人は、モラル的にボーダーラインな人も多いので。。一方で、やはりフィリピンなので公権力の乱用も多発しているというのもわかる。特に今回の学校があった地方都市なんかでは規律が緩そう。。うーん、記事を読んだだけだとまだ五分五分だかなぁ。

さて、本件に関してフィリピンからウォッチしていたブログを発見。現地ニュースのyoutubeもあります。
(第一報の後)
http://sunikang.blogspot.com/2014/03/blog-post_20.html

(釈放の後)
http://sunikang.blogspot.com/2014/03/410420.html

上記エントリからの二次情報によると、援助交際まがいの「レッスン」をあっせんしていたとされている。ということは、日本在住の日本人的にはもうこの時点でアウト。「煙のないところに火は立たない」の論理になります。

追記:逆でした。。「火のないところに煙は立たない」

日本、インドネシア・フィリピン・ベトナム人のビザ免除を検討

数日前のニュース、まだ「検討」の段階なので騒ぐ必要もないと思うが、少し思うことがあったので記録しておきたい。

ニュースは2014年4月16日付「観光立国を目指す日本、インドネシア・フィリピン・ベトナム人のビザ免除を検討」
http://www.globalnewsasia.com/article.php?id=358&&country=1&&p=2

このニュースで触れられていない背景には、まず「2013年7月に、タイとマレーシアに対してビザが免除」されたのと同時に、インドネシア・フィリピン人に対してマルチの観光ビザ(=短期滞在数次査証)がとりやすくする措置がとられている。その運用で手応えを感じたのではないだろうか。

もちろん外交でも特に海に関する中国包囲網の一環で、特典としてのビザ免除、という位置づけもあるんだろう。

おもしろかった視点としては、これらの国からの観光客を、香港やシンガポールと取り合っている、という見方。あとは韓国、台湾もライバルとしてあるのかな。

さて、日本に観光客を呼び込もう、というのはいい。ただ、特にフィリピン人に関しては日本にはほんの最近までオーバーステイがたくさんいて(10万人!)、特に去年だったかはチャーター機でまとめて送り返したほどだ。この点、ビザ免除になると必ずイタチごっこが再開されるだろう。というのも、少なくとも低所得層フィリピン人のマインド(法順守とか)は以前とまったく変わっていない。

一方、日本の方は入国管理の対策として数年前に「在留カード」を導入したが、オーバーステイ対策としてこのシステムに相当の自信を持っているのだろうか。アメリカなんかとは違うぜ、という自信の現れ?たしかに麻薬対策とか日本はすごいと俺も思う。

もし上記3カ国に対して観光ビザ免除が実現するとなれば、政府のお手並み拝見、となる。もっとも、これから日本の景気が良くなった場合を想定して、実はオーバステイはある程度容認するつもりでいて、非正規労働者を単純労働で働かせる戦法の第二弾なのかもしれない。むしろ人権意識の薄さの現れなのか、という予感がしてならない。

ヤクザが群がりそうな話もたくさん出てくるので、俺としては観光ビザを出しやすくするのはいいにしても、ビザ免除には反対です。

フィリピン語、フィリピノ語、タガログ語

ちょっと面倒な話として、フィリピン語、フィリピノ語、タガログ語で実質が同じようなものを指すのに3つの訳語がある。

思い入れは人によってさまざま、でも、一般的な使用に供するにはこれだと都合が悪い。

おもしろいことに、日本語のウィキペディアには「フィリピン語」と「タガログ語」でふたつの項目が立っていることを発見。

フィリピン語
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AA%E3%83%94%E3%83%B3%E8%AA%9E

タガログ語
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%82%AC%E3%83%AD%E3%82%B0%E8%AA%9E

とりあえず上記の項目にある説明を読んでいただければ、違いについてだいたいはつかめるかと思います。

エクアドルのバナナ

日本とフィリピンとエクアドル、一般的に言えば、共通点は今のところバナナだけでしょう。私は、来年あたりからもうひとつ新たな接点としてプロジェクトを始めたいと企んでいます、が、詳細はまだ秘密。

さて、今日はgigazine.netからバナナ関連の記事を紹介。これであなたもバナナにかなり詳しくなれますよ。

1.農園の様子
http://gigazine.net/news/20130803-equador-banana/

2.バナナの加工
http://gigazine.net/news/20100201_osaka_central_wholesale_market_banana/

3.おまけ編。皮の有効利用の可能性について。
水の洗浄に皮が使える?
http://gigazine.net/news/20110415_banana_peels_can_purify_water/
(英語)
http://www.acs.org/content/acs/en/pressroom/presspacs/2011/acs-presspac-april-13-2011/banana-peels-get-a-second-life-as-water-purifier.html

ちなみにバナナは東南アジア原産らしいですよ。

論理言語ロジバン

人口が60億人を超えるような世の中には本当にいろんなことがあって、とても一人の人間の手に追えるものではないと思う。まあせいぜいその中でがんばるだけですが、一部を仕事としてそれなりに修め、あとは趣味として適当にやっていく、ということになるんでしょう。

で、今日知ったのは、比較的最近の人工言語の試み。その名も「ロジバン(Lojban)」というらしい。どうもナントカ刑事のイメージと重なってしまって変な先入観を持つことを避けられない。。

さて、人工言語というのはひとつのロマンで、おそらく肉体労働から解放された人間が現れたあたりから存在したんだと思うのだが、いくつかの例外を除いては記録にさえ残っていない。20世紀以降では設計自体が趣味だったり、あるいはSF作品の表現の一部としても使われているようで、必ずしも実用を目論んでいるわけでもないというのが特徴。

そんな中、「ロジバン」はウィキペディアの説明によれば、広く使用されないと存在目的自体が達成されないらしいので、そういう面ではエスペラントと似ている。

俺自身は、高校生のときにエスペラントを独習し始めて現在でも一応現役。エスペラントの思想はともかくとして、実際に使用されているコミュニティにけっこう愛着があるので今でも続けている。早い話、エスペラント話者には良い奴が多い、と思うから続けている。

一方で言語設計の面では、やはりエスペラントはしょせん19世紀の発明である。構造はこのロジバンの方がはるかに現代的で面白いわけで、もし俺が普通の言語学者だったらロジバンの方をホットに感じると思う。左記にわざわざ「普通の」と書いたのは、言語使用を研究対象とする社会言語学的な面からは、エスペラントは今でも十分面白いと思うからだ。

もし俺が高校生のときに「ロジバン」に出会っていたら、こっちの方をやっていた可能性は十分にある。ただ、使用状況の問題で、誰もサポートしてくれず途中で挫折していた可能性も高い。エスペラントのときには、学習を支えてくれる人に俺でもアクセスできたが、それが人工言語の中でのエスペラントの強みだと俺は思っている。

さて、ロジバンだがひとつ気になる側面があり、それはこれが音声言語として設計されているという面だ。どうせ現代的な人工言語を作るのなら、手話としても使えるようにならないものか。俺は凡人なので具体的なイメージはできないが、音声言語と手話言語の融合こそが、もっとも現代的な言語になると思う。

最後に、人工言語一般について言うと、科学が発達するにつれて新しいアイディアが現れるので、新しい人工言語を作る試みは永久に終わらない。その度に新しい言語を学ぶというのはなかなか難しいので、トレンドについていくのはどこかで諦めなければならない。残念ながらそれが現実。また、使用を目的の一部とする人工言語に関しては、設計とは別に普及にどれぐらい本気になるか、というのも重要なファクターで、非常に俗的な面から逃れられない。言語学者は設計は好きだろうが、普及に関しては専門外(というか、おそらく関心が薄い)。よって、マニア自体の絶対数が増えないことには普及の規模拡大もないと思う。人工知能の処理で実用化に結びつかない限りは。。それこそ、少なくとも現時点ではSF的な発想。

DELEのB2を受ける(2014年5月)

けっこう迷ったあげく、スペイン語の資格DELEに挑戦してみることにしました。レベルは、B2(中上級)。

これ、けっこう難しい。なので久々に真面目に勉強することにしました。受験料も高い(153ドル)ので、落ちたくない!

さて、対策を立てるにあたって、情報収集しました。まず、この試験は2013年8月実施分から形式が変わっています。一方、内容自体はほとんど変わってないよう。一説によれば問題が難しくなった分、合格ラインが下がっているとか。本当か?

変わった点は以下を参考に。
https://spanish-online.jp/index.php/ja/blog/entry/deleb1b2

過去問のサンプルは、スペイン語サイトから見ることができる。

http://diplomas.cervantes.es/informacion-general/nivel-b2.html

2009年までの過去問はこちらから入手できる。
http://www.adelante.jp/deleb2.html

参考書は、このあたりを参考に。3社ぐらいある模様。

http://interspain.cocolog-nifty.com/novedades/2013/10/deleb2013-4e93.html

http://www.motoko-es.com/index.php?mnu=articulo&articulo=4&encabezado=DELE%E5%AF%BE%E7%AD%96%20%E3%81%8A%E8%96%A6%E3%82%81%E5%95%8F%E9%A1%8C%E9%9B%86

さて、情報収集もある程度できたので、あとは対策あるのみ。もう時間があまりなくなってきているので、急がないと!

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養子と継子を英語で言うと

また書きたいことがたまってきたけど、書いている時間がありません。

とりあえず今日は行政用語というか民法用語というか、の練習。

養子と継子
adopted child と step-child

養子と継子は違う、と。なにが違うかわからない方は下のQ&Aでもみてください。
http://www.justanswer.jp/us-law/83myb-.html

ところで、この.justanswerというサイト、野次馬的に眺めているだけでも楽しいです。ただ、そんなことをしている時間がないのが残念。