ソーシャルファイナンス革命

読書の記録。

今日のは面白かったので一気に読みました。

「ソーシャルファイナンス革命 ~世界を変えるお金の集め方 (生きる技術! 叢書)」慎 泰俊(2012)技術評論社

マイクロファイナンスとクラウドファンディングという新しい流れを「ソーシャルファイナンス」という言葉でくっつけた、そんな本。俺なんかからするとこのふたつは全然違うように見えるのだけど、専門の人からすると形態が違うだけで同じことなのかね。

前半はグラミン銀行で有名なマイクロファイナンスについて紹介。一年半ほど前に「グラミン銀行を知っていますか」の感想も書いたが(参照)、本書も読んでもっとわかった気がする。メキシコとインドのマイクロファイナンス会社の事例紹介も新鮮。

で、後半はクラウドファンディング(筆者はP2Pファイナンスという用語を使っている)について。これもまぁ面白い。俺的には、いろいろなサービスの概要を紹介してもらってありがとう、という感じでした。

本書を買う気がさらさらない人は、とりあえず下の記事を見ておけば後半の内容の概要はカバーできる気がします。
http://blogos.com/article/44688/

しかし、本書は既に2年前のもの。この2年でどう変わっているかというと、日本では本書が発売される直前にstudygift問題が起きてちょっと(悪い意味で)知名度は上がったかな、といった程度と思う。少なくとも一般人はまだまだ聞かないぐらいの知名度ではないだろうか。

一方、たとえば新しい運動の「コミュニティー・オーガナイジング」なんかはマニュアルを作成する資金をクラウドファンディングで集めたりしており、そういういわゆる進歩人の人たちの間ではそれなりに使えるツールになっているような感じはする。

一番最近のニュースでは、日経の
ネット小口資金調達、業界で自主ルール
で、『金融庁は今通常国会に提出する金融商品取引法改正案でクラウドファンディングへの参入規制を緩和する。』とある。

日本の中でも、少しずつ変わってきているようですね。

最後に、本書の著者は私と同年代なのに、すごいなーと思います。朝鮮大学校の卒業だそうですが、朝鮮大ってこんな人物が育つような学校なら、日本政府も変な差別しないでもっとちゃんと扱うべきと思いました。

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