キューバの教育

エクアドルで、というかキトではよくキューバ人に遭う。たぶん居住外国人ではコロンビア人、中国人についで多いのではないか。とはいえそれもここ10年以内の話ということなので、移民に関心のある俺としては調べてみたくもなる。が、今日は別の話。

年末に読んだ本。

「世界がキューバの教育に注目するわけ」吉田太郎(2008)築地書館

世界がキューバの高学力に注目するわけ
吉田太郎
築地書館
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たしかに知り合いのキューバ人(複数)を見ていると、学歴は高卒とかでも常識があるような気がする。医療だけでなく、キューバの方が教育がいい、というのはわかるような気がする。識字率が高いというのは見たことあったが、教育制度とかの情報に触れるのは初めてだった。

上記の本を読んでいるとなんかいろいろ書いてあるが、ようするに革命後の早い時期に人海戦術で識字率を上げることに成功したこと、それから2000年代になって少人数学級を導入したこと、の二点が大きいように思われる。あとはアメリカという脅威がある中で一生懸命に人材が育っていったということだろうが、これは韓国、台湾はそれをやったのかもしれないが、現代の世の中では他の国はマネできそうにない。

キューバの教育について、もう少し情報がほしいな、と思ってみていたところ、比較的新しい2013年9月にこんなレポートがネットに出ていた。
http://estudio-cuba.cocolog-nifty.com/blog/2013/09/post-9168.html

内容についてバランスをとろうとしているようで、そういう点でも良かった。

さて、しかしそもそもキューバという国とその生活についてよくわからない。旅行したこともないのだから当然か。
途上国が抱える人材流出の問題については、キューバでは規制しながらなんとか対処してきたそう。

ニューズウィーク日本版の記事によれば、

「キューバは長年、キューバ人入国者には自動的に居住権を与えるアメリカの法律を渡航規制の口実に使ってきた。この措置が最初に導入された1961年当時は、キューバで国内最高レベルの教育を受けた専門職の多くがフィデル・カストロ前国家評議会議長の革命を逃れ、マイアミに脱出した。」
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2013/01/post-2807_1.php

このアメリカの法律、異様だ。アメリカの中南米をはじめとする各国への過干渉って、果てしない。。

キューバも、人材流出と外貨送金、それから失業対策という3点の間で微妙な舵取りが必要なのは、他の途上国と同様のようだ。しかしながら、いまや数少ない共産主義国としては、唯一か。

ちなみにキューバに日本人が行くと兌換ペソというのを使うそうですが、人民ペソも入手できれば使えるよう。
http://keselasela.web.fc2.com/info/cuba.html

ペソについては
「旅行者が主に使う兌換ペソ(cuc。1cuc=1US$)と、キューバ人が通常使う人民ペソ(cup。24cup=1cuc)だ。 人民ペソは「クバーノ」と呼ばれ、MONEDA NACIONAL(国の通貨)の頭文字を取ってMNと表記される。」

噂では、キューバ人ですら、連続一年以上出国していたら帰国時に兌換ペソを使わなくてはいけないらしいのだが、これはまだネットで裏付けとなる情報が手に入っていない。もうちょっとがんばって調べたいところ。

(後日補足:キューバ人だろうが外国人だろうが、購入する物によってペソの種類が違うそうです。聞いた話をまとめると、大雑把には日用品は人民ペソ、嗜好品は兌換ペソ、というような感じだと想像します)

最後に、上述書によれば、”Yo si puedo”という識字教材がメキシコを含む各国で使われているとのこと。これはこれで気になるな。いつかの機会に調べてみよう。

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