セブアノ語の文法

セブアノ語は地方によって少しだけバリエーションというか幅があって、さらに言えばタガログ語と同じように、世代間でかなり言い回しとか語いに差がある。これらは書記言語としての機能があまりない言葉(=話し言葉用の言語)の特徴だと思う。

いろんな変種があるセブアノ語で教科書的なものを用意するのは難しいのだが、あるにはある。問題は、信ぴょう性というか、本に載っている単語が実際に「今」使われているかとなるとあやしいところだ。

少しだけ、教科書に載っていてもほぼ日常会話で出てこない例をあげよう。

1. “hain”と”diin”
セブアノ語で「どこ」というのを言いたいとき、”asa”,”hain, “diin”の3種類あるが、実際の会話では”asa”しか使わない。なお、使い方の区別はこんな感じ。

ASA ka paingon? DIIN ka gikan? HAIN ka karon?

出典:http://standardbisaya.blogspot.com/2009/10/ang-mga-pulong-asa-hain-ug-diin.html

 

2. “duna”
セブアノ語には「ある、いる」を表すのに”naa”と”duna”があるが、出てくる頻度は”naa”の方が圧倒的に多い。

 

とまあ、こんな感じで辞書とかに載っていても古臭くなってしまっている場合がかなりあるので、学習するときには実際に耳にした単語を片っ端からメモして覚えていく、というのがセブアノ語に関しては正しい学習法のように思われる。

 

ただ、先達が残した資料が無意味かというと、もちろんそんなわけはなく、かなり参考になる。たとえば市販のものでは、ちょっと古いけどこれ。私も著者のお二方には、それぞれマニラと東京でお世話になりました。

「セブアノ語会話練習帳」シンシア・ザヤス、 山下 美知子著 (1984)大学書林

セブアノ語会話練習帳
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大学書林
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先に言っておきますと、本書には文法解説は一切ないです、あしからず。

 

一方、ウェブ上では、英語資料を中心にそこそこたくさん語彙集もあります。探してみてください。

こちらは動詞の活用の簡単な解説↓
http://www.cebuwatch.com/cebuano-dialect/common-verbs.html

こちらはウィキペディア。焦点別の動詞の種類が載ってます↓
http://en.wikipedia.org/wiki/Cebuano_language#Forms

 

次に、日本語では最近は「俺のセブ留学」のサイトでも日本語で出版された語彙集の丸写しが見られるようになっています。

テキスト的なものも、いくつか見つかりました。

英語が全然わからなくても使える文法解説はこちら↓

http://www5e.biglobe.ne.jp/~bisaya/

これだけでもしっかり勉強すれば、あとはフィリピン人とスカイプレッスンしていくだけでマスターできそう。

↓こちらはもっと教本っぽい形式。英語がちょっとわかればリスニングのyoutubeも使える。勉強が楽しそうなのはこっち。

サンプル(勉強方法)

 

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セブアノ語の文法2

セブアノ語とタガログ語の小辞の比較

セブアノ語に出てくる3つの”kay”

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