チャバカノ後研究ノート(つづき)

そろそろチャバカノ語の研究を開始してから一年になる。その間、一度もフィリピンにさえ行かず、もっぱらネット上でダウンロードした文献をのんびり読んでいる。異色の研究スタイルだ。

さて、今日ようやくストックしていた論文をすべて読み終えた。最後に読んだのはイサベリータの1989年の博士論文。コタバトのチャバカノ語についての論文だったが、読んでも具体的に他のチャバカノ語とどこが違うのかがさっぱりわからん。差を比較した論文はないのか、と思ってまたネットで探すことにした。

そしたら、すごいサイトを発見。普通だったら手に入らないような、さらに古い文献がダウンロードできる。これでまたしばらくは間が持つな。
http://www.language-archives.org/language/cbk

今持っている疑問点は、各チャバカノ語の具体的な差。語彙の比較は研究があったのを知っているが、もっとつっこんだところで、文法とか表現においてどう違うのか知りたい。特に、マニラ周辺のチャバカノ語がサンボアンガのチャバカノ語の祖先と言えるのかについて検証したい。

ネットをぶらぶらしていると、各チャバカノ語の言語人口についての記述を発見。信ぴょう性はわからんけど、とりあえず参考までに引用:

Cavite City Chabacano ………….. 34,215 (0.05%)

Ternate Chabacano ………….. 6,843 (0.01%)

Cotabato Chavacano …….……. 20,529 (0.03%)

Davao Chavacano ………….. 54,744 (0.08%)

Zamboanga Chavacano ….………. 307,940 (0.45%)
Total Filipino Population (1995) ………….. 68,431,213
Chabacano-Speaking Population (1995) ..……… 424,273

引用元:http://filipinokastila.tripod.com/chaba3.html

ふむふむ、もう20年も前なので、今ではカビテでさえほとんど残っていないだろうということが予想される。でも、探検に行ってみたいなぁ。

ブログ上では、3年前に訪れた人が、現地人同士でチャバカノ語を話しているらしいのを聴いたと書いている。
http://withonespast.wordpress.com/2010/09/25/cavite-city/

ちなみにカビテのチャバカノ語はこちら:
http://www.angelfire.com/art2/roger_santos/index.html
http://hablachabacano.blogspot.com/

ま、でもまだあと一年半ぐらいは訪問できないので、とりあえずネット上での調査を続けるしかないね。
次に読んでみたいのは、ハワイ大のFormanと故Whinnom

最後に、ザンボアンガ人で趣味なので本格的に研究している人を発見。そんあ人もいるんだね、やっぱり。
http://bienchabacano.blogspot.com/

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