オランダ病

まだ、グリーンスパンの本を読んでいます。

今週は、ベネズエラのチャベスが死去したということで、ここではテレビが連日その様子を伝えています。大統領選に勝ったばかりですが、30日以内にまた選挙があるそうです。

後継者として指名されており、この前から実質大統領の座にあった某氏(名前忘れた、、)の実力はどの程度なんでしょうか。次の選挙もチャベス派が圧倒的優勢だとしたらこれまで通りですが、気が気でないのが、キューバ。なんと言っても、石油エネルギーを依存しているわけですから。

ところで、最近読んだ開発経済学の本や、今読んでいる「波乱の時代」には、「オランダ病」なる言葉が出てきます。これは、資源国が陥りやすい罠を表しているそうで、具体的には、ある国がしばらくの間資源で潤うと、その間に他の産業が育たず、いざその資源の価値が下がった時に大変なことになる、というもの。
戦後、オランダで起きたのでこの名前らしい。

しかしながら、グリーンスパンによれば、本場オランダでは、深刻な事態にならずに脱出できたとのこと。「ワッセナー合意」というのが効果的だったそうです。内容は、以下。

1982~83年、賃金の抑制とワークシェアリングの推進を柱とする合意。オランダの雇用者団体と労働組合がワッセナーでの会合で合意した。オランダモデルと言われ、その後の欧州各国の雇用対策モデルにもなった。

なるほど、それでワークシェアリングが進んだわけですか。

さて、ベネズエラに話を戻すと、この国はチャベスの時代に石油会社を国有化したりする一方で貧困層にバラマキ的な政策をやって支持を得ていたわけですが、石油の価格がこれまでのように高いままで推移しなくなる場合に、けっこうピンチに陥るんじゃないかと言われてきました。たしかに石油はここ数年ずっと高止まりしているが、チャベスはそれを見ながら政策を出していたんだろうか、どうなんだろう。

同じ事はエクアドルにも言えて、現在、原油を中国に先物売りする代わりに融資を受けているそうです。同時にベネズエラから石油を安く輸入していたり。
その一方で、ここ数年でエクアドル国内でなにか育ちつつある産業ってあるんでしょうか。結局、これって資源の罠にはまりつつあるんじゃないでしょうか。

せっかくなので、エクアドルの石油産業と他の産業について、これからもうちょっと調べてみようと思います。

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