言語間の距離

ちょっと機会があって言語間の距離について考えています。

語族とかって言い方もありますし、もうひとつ下位の区分けもあったような気もします。

たとえばヨーロッパ言語というわりかしざっくりなカテゴリーの下に、英語、ドイツ語、オランダ語のようなゲルマン語系と、フランス語、スペイン語、イタリア語、ポルトガル語のようなロマンス語系がある、というような具合。他にもスウェーデン語、ノルウェー語、デンマーク語の3つは相互に会話が成立するほど近いというし、当然、下位で共通していればするほど言葉が近い。

ところ変わって、東南アジア&オセアニアの方だと、アウストロネシア語族というカテゴリーがあって、その下にいくつか分かれていて、マレー&インドネシア語はジャワ語とも近いし、フィリピン諸語(特にタガログ語、セブアノ語)と近い。

で、何が言いたいかというと、外国語学習にあたって、言語間の距離を考慮せずに単純に習得した言語数を数えると、正当に評価したことにはならない。

日本人にとっては、同じ孤立語仲間である韓国朝鮮語が一番近いし、アルタイ語族のモンゴル語ともまあ近いらしいし、語族は違っても漢字が共通している中国語もわりかし近く、中国語に近いベトナム語もそれなりに近い、といった感じ。

ここに英語話者にとっての外国語学習のガイドラインがある。それによれば、日本語、韓国語、中国語は一番遠いらしい。

http://en.wikibooks.org/wiki/Wikibooks:Language_Learning_Difficulty_for_English_Speakers

単純に裏返せば、日本人にとって英語は相当かけ離れた言語だということになります。ま、実際は英語の単語が巷にあふれているように、環境的に学習しやすい状況になっていることは考慮する必要がありますが。

上記は、あくまである程度日常コミュニケーションがとれるようになるという目安での話です。そこから先は事情はもうちょっと違ってくるでしょう。
そしてそれは語学学習の目的にもよります。こういうのを頭に入れて、何語を勉強するかもうちょっと計画的に考えた方がいいと思います。

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