カーン・アカデミーの検討

2ヶ月近く前に一度書きましたが、カーン・アカデミー。前回は「動画群」とかっていう説明をしましたが、実は私、これについてよくわかってませんでした。

今回、TEDで放送されていた動画等を観て、ようやくコンセプトがわかってきました。動画は英語ですが、以下のサイトはブリーフな解説が日本語であります。
http://nyliberty.exblog.jp/19104218/

なるほど、単なる動画群で終わらなかったところがすごいところなわけですね。教えるだけでなく、次の段階を考えられるというのが、単なる教師ではなくて起業家だな、と。

これって、いわゆる「Eラーニング」とはちょっと違う。これを作ったのは教育工学の学者ではない。インストラクショナル・デザイン研究を参考にしているかは知らないが、「ユーモア」を大事にしているのが特徴。語学学習SNSなんかもそうだけど、「新しいEラーニング」はユーモアとかおもしろさが大事。

さて、上の動画を観ていて「ヒューマナイジング」という言葉が耳に残りました。「人間化」ってことですよね、これ。パソコンを使った教育で人間化が可能になる、という逆説的な論理展開がキャッチーです。ようするに、教師はもはや細かいテクニカルなことを教えるのではなくて、もっとトータルな指導=人間でなければできない仕事をするべきだ、という主張なんですよね。

もうひとつおもしろいのが、従来の指導より「自閉症の子どもに効果的」な可能性。自閉症の子どもは何度でもまったく同じ動きを(勝手に)する対象の方が安心して接することができる場合があるので、ハマってしまえばこちらの方が集中できる、ということ。これも従来なかなかなかった発想です。

結論として、カーン・アカデミーはすごいです。この起業家がこのツールを今後どうリードして成長させていくか、とても楽しみです。モデルさえできれば、日本は金があるのですぐに日本語でも似たようなものを(ベネッセなんかが)立ち上げるでしょう。

さて、ここからはもう少しデジタルテクノロジーと教育についておまけを書きます。3つの記事を紹介。

1) 「障がい児にいい」という観点から、iPadが注目される。
http://nyliberty.exblog.jp/14842661/

2) 電子教科書とその問題
http://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1103/22/news008.html

3) “TeachersPayTeachers”
先生に向けた電子教材マーケットが活況」←左記ブログはかなりレベル高いです。

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