俺はマニラのはぐれ商人

読書感想文のコーナーです。買いたくなかったので、わざわざ国会図書館に行って読みました。

「俺はマニラのはぐれ商人」赤窄 勇著 (樹芸書房) 2009年

俺はマニラのはぐれ商人
赤窄 勇
樹芸書房
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あらすじというか、本の紹介はこちら。このリンク先の写真にもありますが、パナイ島に日本の国会議事堂みたいな外観の学校を建てた日本人がいる、というのをマニラにいたときに耳にしました。その人の書いた本です。

俺は仕事で実際にパナイ島に行ったとき、遠くの山からその建物を確認しました。山歩きのガイドをしてくれたフィリピン人の方いわく、奥さんはそのとき、市長だか町長だかをしているということでした。その話を聞いたのは、2010年の初め頃だったかな。

とにかく、本の中身はにわかに信じられないような珍事に満ちていますが、俺の知っている限りでは少なくとも学校の件は本当だし、あと、マニラの故・西本神父も実在の人物です。

武勇伝を聞きながら古いフィリピンの様子のお勉強にもなるような内容で、かつ読み物として十分おもしろいです。特に、裁判沙汰になるところなど、なるほどーと思うような情報もたくさんあります。

この手の本の常として、最後は没落していくというストーリー展開もまた良し。小説「フィリピン・フール」になんとなく似ていますが、お約束、ということで。実話はもうちょっと違うのかもしれませんが、まあノンフィクションは事実に基づいてさえいればよいので、ちょっとぐらい脚色があるのはフツーですからね。

ところで、本書の最後の方で、マルチ商法が登場しますが、これも本書の記述通りで、フィリピンでは合法となっています。もっとも、最近ではマルチ商法とは言わずに「ネットワークビジネス」と呼ぶのが日本をはじめとした世の中の趨勢のようですね。ま、どうでもいいですが。

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