ヘボン式ローマ字のFU

またまた、ふと思ったんですが、ヘボン式ローマ字の「ふ」って、なんでHUじゃなくてFUなのかな。

とりあえず仮説を立ててみました。

きっとヘボンっていうのはフランス人かスペイン人かポルトガル人で、”HU”だと「う」と発音してしまうタイプの人間なんじゃないか。

で、またまたちょっと調べてみました。

実は、ヘボンはアメリカ人でした。しかも、スコットランド系。さらにはヘボンじゃなくて、ヘップバーンでした。

詳細は以下を参照。
http://eigo.be/expressions/hepburn.htm

James Curtis Hepburn (1815~1911)は、アメリカ人の医師・宣教師で、江戸末期に来日(というか移住)して自力で辞書を編纂したんだそうです。で、そのときに使ったアルファベット表記が、ヘボン式と呼ばれて現在にいたる、と、ざっとそういうことだそうです。

で、”FU”ですが、とにかくヘップバーン博士にとっては”FU”の発音の方がしっくりきた、ということで、それ以上の理由はないよう。一応、音声学上では「はひふへほ」の「ふ」だけ他と調音方法が違うということになっているので、博士の耳はなかなか鋭いに違いはありません。

さてではせっかくなので次の疑問。なんで「アルファベット」でなくて「ローマ字」なんでしょう。上記の経緯からすると、イタリア語とも関係ないことが明らかです。

答えはおそらくこのあたりかと思います。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/121424.html

「アルファベット」というのは英語で表音文字体系一般に用いられるから、特にローマ(ラテン)系のアルファベットということで、”Roman Alphabet”が江戸末期に日本語に訳された時に「ローマ字」となった、ということでしょう。

ところで実はローマ字の方式にはヘボン式以外にもいくつかあって、訓令式とか日本式とかいうらしいですけど、現在ではあまり使われていない模様。詳細は以下を参照。
http://www.halcat.com/roomazi/doc/index.html

ヘボン式は日本のパスポートの氏名表記にも使用されるオーソライズされた方式ですが、パスポートの表記は、今では必ずしもヘボン式に従わなくてもよいんだそうです。たとえば、徒夢(とむ)君の名前をローマ字で書くときに、”Tom”としてもいいんだとか。でも一度登録したら変更はできないそうです。

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