ハモンドオルガン

最近、ちょこちょこと教会で電子オルガン(ようするにエレクトーン)を触っている。個人練習、ではない。コーラスの伴奏のサポートとしてです。

期待されているのはコードをのっぺりと押さえるだけなのだけど、いかんせん経験がないのでうまくできない。音量の具合はいつも小さめと言われるし(コーラスの後ろで弾いてるときはさっぱり加減がわからない)、運指がついついピアノ的になってしまうし(ペダルがないのでそれではうまく音がつながらない)、ましてや足踏み鍵盤は、それどころではないのではじめからやる気が起きない。

しかしながら、合奏自体はなかなか楽しい。これもあと一ヶ月と思うとちょっと寂しい。

教会で電子楽器を使うのは、ふたつの理由がある。
ひとつは、金銭的にアコースティックのオルガンを入手できなかったこと。途上国ではよくあるパターンだと思われる。なにしろオルガンは、高い。しかもメンテも高い。パイプオルガンなんか、目玉が何回飛び出るかわからないほど高い。信者から集めた寄付をこんなことにばっかりつぎ込むのはバカげていると、俺は思う。

もうひとつは、ポップ系音楽に音色を合わせるため。カトリック教会での音楽というと日本の人はガッチガチのクラシック系を想像するかもしれないが、実際には世界各地でポップな曲が演奏されている。日本のカトリック教会(=日本語ミサ)はおそらくガッチガチだろうが、これは高齢者が大半を占めている現状と深い関わりがありそうだ。

日本では若い世代はひたすら我慢して上の世代のやり方に付き合わなくてはならないので、カトリック教会のような権威ある組織では若者を取り込むための新しい方法(=ポップ)を試す余地なんかなかったのだと思う。その昔演歌が流行ったときも、教会に演歌を持ち込んで成功したという話も聞かない。

さて、そんなわけで教会には日本語ミサで使用するアコースティックなオルガンと、英語ミサで使用する電子オルガンがある。そして、片隅にはずっと昔に使われていたらしい、旧式の電子オルガンがあった。

今日、はじめて知ったのだけど、このオルガンはハモンド社製だった。なんと、ハモンドオルガン!ロックとかで使われている、あれです。正直びっくりしました。

家に帰って調べてみると、こういうことでした。
http://www.hammond.jp/hammond/beginner/index.html

ハモンドオルガンは、まさに廉価なオルガンとして導入され、ゴスペル等に使われた。そしてその音量を武器に、シンセサイザーが現れるまでの間、コンサートでピアノにとって代わるほどの存在だったそうだ。

ちなみに、小学校に置いてあった昭和の匂いのする足踏みオルガンは、リードオルガンというタイプ。アコーディオンと同じで、クラシック系ということでした。

世の中にはいろんな楽器がありますね。

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