2010年の登録外国人の統計をチェック

だいたいこの時期には前年の登録外国人統計の数字が公表されているので、チェックしてみた。

http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001074828

この統計は、たしか12月1日現在の数字を出してくる。
2010年末は、総数213万。
うち、一位の中国が68万、2位の韓国・朝鮮56万、次にブラジル人23万、フィリピン21万と続く。ちなみに5位以降はぐっと数が減り、ペルーの5.4万、米国の5万である(推移についてはこちらを参照)。

全体の印象としては、ブラジル人がずいぶん減っているのだな、ということ。数年前は30万は下らなかったと思うのだが。理由としては、例の派遣切りでずいぶん帰ってしまったことに加えて、本国の経済が堅調なことがあるのだと思う。

一方、フィリピンはここ数年横ばい。こちらは、滞日年数が長くなるにつれて永住者ビザをとる人が増えており、その結果、永住者の配偶者等ビザでの呼び寄せも増えている。一方で、ほぼ同じ数だけ本国に帰ってしまう人もいるのでは、と思う。総合的にみると、2005年以降、エンターテイナーがほぼ入ってこれなくなった影響が顕著に現れている、ということではなかろうか。

ところで、一点注意してほしいのだが、外国人登録には日本国籍をとった人は現れない。たとえば帰化した人、それから二重国籍の人(普通は子ども)も日本では外国人登録をしないので、この統計には出てこない。帰化数は別の統計が参照できるけど、二重国籍は把握がなかなか難しい。

ちなみに登録外国人には不法滞在の人も現れないのだが、こちらは(オーバーステイに関しては)ずいぶんと数が減ったといっても全国で10万ぐらいいるのではないか。

これに関連して、世界の特別在留許可に関する興味深いウィキの記事があったので下に貼っておきます。
http://www7.atwiki.jp/epolitics/pages/190.html

さてさて、今回、統計を見ていくにあたって、我がふるさと福岡の状況もチェックしてみました。もし、ビザ関連の行政書士になったら、福岡で食べていけるだろうか、というのが関心の理由。

福岡県の人口は、507万。そのうち、外国人は52000。ちょうど1%。おもしろいことに、この外国人のうち実に48000人が、アジア出身とのこと。中国22000弱,韓国朝鮮18000で、ほとんどを占めている。次にようやくフィリピン人が3800人弱。

福岡のような県では、韓国朝鮮は別として、基本的に外国人は都市エリアに集まっていると思われる。とすると、百万都市である福岡市の統計が重要。さっそく調べて見てみると、県全体で52000のうち、24300が福岡市内だった。

ということは、数字上は川崎市と同程度、ということになる。川崎市が孤島になったようなもんですね、イメージするのは難しいですが。

今後、日本全体の人口は減っていくにしても都市部は増え続けることが予想され、さらに外国人の割合は増すだろうことを考慮すると、福岡市は十分に可能性があると思われる。ならば、早めに仕込んでおくのはわりと賢明な判断なんじゃないだろうか。

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