ビルマの竪琴

今住んでいる家は環境もよいので、最近は毎晩読書をしています。お勉強の合間に、息抜きの本も多数。

今日読み終えたのは、この本。

「ビルマの竪琴」竹山道雄(1949)

ビルマというのは言うまでもなく今のミャンマーのことです。ちなみにタイは1939年までは、シャムと呼ばれていたそうです。国際的にそうなんだろうか。

映画化もされたとかでタイトルはときどき耳にしたことのあるこの作品。戦争ものらしいというのは知っていましたが、実は、そうでもない。そもそも作者はビルマに行ったこともなければ、ましてや従軍したこともないという。

そんな前情報は作品自体とは関係がないこと。読みやすく、おもしろい本です。

本作品は、「童話」として書かれたということですが、まったく童話には見えません。むしろ子どもに向かって語りかけているふりをした大人向けの作品と思われます。それはそれで意味あるジャンルと思いますね。

作品中、テーマではないけどキーになっているのは音楽の力です。ただし、それがどんな音楽かというと、実は地味な童謡みたいな曲を、男性合唱で歌っている、というもの。いわゆる、グリーです。当時の流行感覚で、戦争中だからこそ感動を呼ぶのですが、今の生活の中ではちょっと退屈な音楽には違いありません。
ここは、実際の曲調なんかは知らずに読んでおいた方がよりおもしろいのかもしれない、と思いました。

昔は、国語の教科書にこの話が載っていたのだそうだ。ミャンマーについての間違った認識を植えつけるのが怖いけど、話自体はおもしろい。個人的には、やはり前者の悪影響が気になるので教科書には載せない方がいいと思うな。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中