日本の学校制度は変わってきているか

大学のときから、ずっと気になっているオルタナティブ教育。在日外国人の子どもの教育と同じぐらい興味があります。これで起業したい、とずっと思っているのですが、いまだビジネスモデルもプランもなく。。

帰国にあたって、日本での最近の動向をチェックしてみました。結論をいうと、たいして変わってないですね。俺のリサーチが足りない可能性は大いにありますが。

2006年あたりから、教育改革特区というプログラムがあり、 東京シューレやらシュタイナー学園、アットマーク高等学校やらが一条学校として出発しているのは知っています。ただ、これらはあくまで小泉政権時のパフォーマンスだと俺は思っていて、特例でしかないので拡張していく気配はまったく見えません。

その前にはチャータースクール運動もあったのですが、こちらは見事に頓挫した模様。同じ頃には、教育バウチャーなんていう話題もありました。やはり小泉政権のときの話です。民主党に政権が変わってから教育改革という話が英語以外になかったのではと思うのですが、気のせいでしょうか。こども手当とか、高校無償化というおカネの話はありましたが。

あとは、そのころ大学入試に関して一部の外国人学校の扱いが変わったのも聞いています。東京にインド系の外国人学校が増えているのもウワサレベルでは聞いています。

が、根本的なところで何も変わっていないように見えます。 この5年で、変わったことはといえば小学校に英語が導入されたぐらいじゃないでしょうか。

この間、外国人は(今は一時的に減っていますが)増加し、国際結婚家庭のこどもも増えてきて、一方で少子化が進んでいます。不登校の数は減っているようですが、児童生徒数の減少度合いと比べてどうなのか、というところと判断基準も変わってんじゃないのか、というのも疑問点。

もっと重大なことには、日本の経済的地位も変わってきており、特に周辺アジアの国の経済成長が著しいということ。これは特に大学や就職先に影響を与えますし、英語とか中国語への注目も経済的な環境によって変わってきます。同時並行してグローバル化の動きもさらに進んでおり、企業の国際化、国際会計基準の導入とか、人材育成としての教育という観点からは、そういうトピックもあります。

さて、そんな状況を見据えてみると、やはり日本の学校は硬直しまくっていて競争に生き残れないと思います。日本自体が沈没する可能性のある船ですが、その中で過ごす人間自体も沈没しないためにはリスクヘッジをしないといけません。それにはまず第一に言葉の問題です。次に文化。

以上を考慮して日本でのオルタナティブ教育を考えると、やはり国際化の観点は外せないと思います。現状ではフリースクールを出ても日本の大学に入れない、というのも一因です。日本の大学に入るには、高卒検定か通信制高校を出るか、または外国の高校を出るか国際バカロレアを取得しないといけない。ちなみに、国際バカロレアはそれなりのカリキュラムを備えたインターナショナルスクール卒業者向けです。

でも実は、外国ではホームスクーリング出身でも大学まで行ける道が開かれているところもあります。たとえばアメリカ。ただし、GED(英語、スペイン語、フランス語で受験)やSATの成績が要求される場合、(アメリカの試験なので)アメリカの歴史とか、表現スタイルを身につける必要があります。

自分が日本で育って日本で修士までとった経験から言うと、大学の学費等を考慮すれば、日本の大学を選ぶアドバンテージというのはそれほどないと思います。公務員になりたいなら別ですが。大学は言語文化習得も兼ねて、アメリカ、カナダ、オーストラリアもしくはシンガポール、香港、中国あたりでいいんじゃないでしょうか。もしヨーロッパが安くなればそれも可だと思います。

なんにしろ、子どもが育つのには時間がかかるので、先を読んだ教育設計が必要です。海外の大学をまともに卒業するためには、それまでに言語的な訓練が必要なので、それなりの環境を用意しないといけません。多言語文化的な環境の中で暮らすのが理想ですが、その際にネックになるのは、実は親です。親が日本でしか就労できない場合、日本で育てる他ありませんから。

もっと根本的には、子どもの教育費や仕送りをできるだけの資力があるのか、というのも親の問題。あと、情報とか視野を与えられるか、それ以前に親として子どもがそういう選択をした際に受け入れられるか、というのも親のキャパの問題です。

というような、教育コンサルティングとそれに付随する素材や環境の提供で食っていけないかな、と思ったりします。フリースクールでも、ホームスクーリング支援とかでもいいんですけど。

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日本の学校制度は変わってきているか」への5件のフィードバック

  1. まだ今はいませんが、僕も自分の子どもには日本で高等教育を受けさせたくないなぁと思っています。教育制度、環境が現状のままであれば。

  2. hangさんは、私の知っているhangさんでしょうか。だとすれば、ご無沙汰してますー!現状、日本の大学は基本的に値段の割につり合わないと思います。実家から離れて学ぶならなおさらです。

  3. あらー、"Blogger"の方の都合で、hangさんがせっかく入れてくれたコメントが消えてしまっていますね。。googleのサービスなのに、残念ですね。これにこりず、またコメントいただければ嬉しいです!

  4. 挨拶せずに失礼しました。ゴーシさんの知っているhangです!CCSのときはアドバイスありがとうございました。ブログちょくちょくチェックしてますので、またコメント入れますね。ちなみに、僕は2月に5週間ほど南米に行ってきたので、何かありましたら聞いてくださいね。

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