竹のパイプオルガン

去年は行きそびれたけど、ついに行ってきました。バンブーオルガン・フェスティバル。

1700年ぐらいに作られた竹のパイプオルガンを持つ教会の、年に一度の音楽フェスティバル。一週間にわたって、海外からの演奏家を招いてクラシックのコンサートが連日連夜開かれます。

竹のパイプオルガンは俺の知る限りマニラ(正確にはラス・ピニャス)にしかない。それもひとつだけ。
とてもユニークなこの楽器が、意外にも観光客をあんまり集めていないことが残念でなりません。

さて、この演奏会ですが、俺がさっき行ってきたのはオルガンとトランペットの夕べ。ベルギーから来たという演奏家が2時間近くにわたって好演しました。

コンクリート(と思われる)の壁と竹の天井でできている教会は、音をあまり跳ね返さないのでかなり原始的な音響。さらに、竹のオルガンはわりと小さく、鍵盤は一列しかないし足鍵盤もない。よって、音域も重なり具合もこぢんまりしている。逆にそれらの違いのために、コンサートホールや現存する西洋の教会とは差が際立っており、かえって新鮮に感じる。おそらく18世紀の西洋の雰囲気というのは、こんなのだったんだろうな、と。そんな想像ができるという意味でも、楽しい演奏会でした。

そして、フィリピンならではの距離の近さとルーズさが素敵。演奏しているところを写真で撮るのは全然OK。会場には扇風機の音が途切れることなくなっていて、さらに教会の外の道路を通る車のクラクションとかも聴こえてくる。そんな状態なので、やりたかったら隣の人と話をするのも可。

実際にはお客さんは大使館系と思われる白人ばっかりだったのだけど、フィリピンらしい雰囲気も漂わせるアットホームな感じの演奏会が、新鮮で楽しかったです。いい経験になりました。

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