血統主義と出生地主義

別に英語で法律を勉強しているわけではないのだけど、法律の勉強をするのに英米法をちょこちょこ参照してみると、法律用語にけっこうラテン語が登場するのに気づく。やはり西洋からきた学問というのはラテン語から逃げられないようになっているのか。

たとえば、国籍法に出てくる血統主義と出生地主義。
それぞれ、Jus sanguinis (right of blood)と、Jus soli (right of soil)となっている。
どこの国でも普通は折衷をとっているとのこと。

「ユス」というのは、「法」という意味だそう。「justice」の「jus」ですね。「jurisdiction(管轄権)」とか「jury(陪審員)」とか、英語にも「ju」から始まる法律系の単語は多い。
「サンギニス」は血のことで、たとえばスペイン語だと「sangre」なので覚えにくくはない。赤い飲み物で「サングリア」もありますしね。一方、「ソリ」が地なのは英語がわかれば簡単。

血の法と、地の法なわけですね。

他にもいっぱいあるらしく、ご親切にもウィキペディアに一覧が載っていた。少しずつ覚えようっと。

英語を使っているとところどころにラテン語が出てきて、めんどくさい。が、多分フランス語やスペイン語でも中上級になると同じことが起こるんだろうな。。

さらに、英文契約書には古語の英語の断片が見え隠れしたりして、これもめんどくさい。それ以外にも、聖書はもちろん、ロビンソン・クルーソーみたいな昔の文学を読むときも同様。で、結局読まなくなるわけです。シャーロック・ホームズまでで限界です。

何語でもそうだけど、いわゆる高級言語と呼ばれるような語彙は、他の言語から借用している場合がほとんど。それでなくても、古語からの借用である。英語だとラテン語で、日本語だと中国語からの借用。では中国語だとどうかというと、たぶん古語の中国語からの借用なんだろうね。エスペラントでさえ、英語からの借用をしているわけで。ちなみに、タガログ語の場合は英語からの借用です。ちょっと前まではスペイン語からだったんだろうけど。言語はおもしろいです、ホント。

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