退去強制について

先日、マニラで日本生まれ(おそらく)かつ日本育ちのオーバーステイフィリピン人を見かけた、という情報が入った。両親ともにフィリピン人で、見つかって強制送還されたらしい。

おそらく、強制送還される前はその子はフィリピン国籍すら持っていなかったのではないだろうか、と思う(オーバーステイ発覚を怖れて親がフィリピン大使館に届け出ないケースもあるそうなので)。ようするに無国籍状態。十分にあり得る話ではある。

とはいえ、そんな状態でも小・中学校には入学できるので(子どもの権利条約には、教育を受ける権利が明記されている。でも、できない自治体もあると聞いたことがあるような・・)、その子は日本では学校に通っていたそうだ。

で、今度ちょっと会いに行ってみようと思う。子ども、といってももう18才ぐらいらしいけど。

その準備として、強制送還について調べてみた。再入国禁止期間があるのは覚えていたが、どういう制度だったっけ。。

答えは、最低5年、場合によっては10年。しかも、その後も在留資格証明書が発行される保証はない。ちなみに薬物とか売春で捕まって退去させられた場合、半永久的に戻って来れないと考えた方がよいようだ。

一方、2004年からは出国命令という制度が設けられている。これは、平穏に暮しているオーバーステイの人が(捕まる前に)自主的に名乗り出ることを奨励する制度で、入管に収容されないほか、再入国禁止期間が1年になる。とはいえ、その後に在留資格証明書がちゃんと発行される保証はない。

ところで、そもそも強制送還という言葉自体、法律用語ではないそうだ。正式には「退去強制」というらしい。さらに、再入国禁止期間と俺が読んでいたものは、正しくは上陸拒否期間というそうだ。ふむふむ。

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