嬉しくないクリスマス

フィリピンにいる日本人でクリスマスを楽しめる人は何パーセントぐらいなんだろうか。

と、思うほどカルチャーギャップを感じるこの季節。

そもそも、客観的にも嬉しくないことが増えるのがこのシーズンで、たとえば渋滞がひどくなるとか、治安が悪くなるとか。

それからギフトとかパーティとかでなにかと出費が増える。

にもかかわらず、楽しめないんだよねー。。

いかんせんノリが違う。それも、タイプの問題なら異文化だな、で済むのだが、どうみても幼稚なノリだったりして、そのために彼らの世界に入っていくのに抵抗がある。。

たとえば、テレビのバラエティとかクイズショーでやっていゲームをそのままパクってパーティのゲームにする。

日本だったら、中学生がやっているようなことじゃないか、と思って心理的抵抗があります。

たとえば、職場でプレゼント交換(それもやり方が凝っている)を強制される。

もらっても全然どうしようもないプレゼントを平気であげたりする感性。とにかく、やり方がクールじゃないんだよね。大学生か、って感じ。

俺がまだ救われているのは、会社の管理職や経営者ではないので、ボーナス的なギフトの支給を期待されていないこと。

それでなくても、12月は仕事の能率が非常に低下することで有名で、本当にスタッフはみんなクリスマスパーティの企画に(仕事中に!)心を奪われてしまっている。なんで仕事を同じくらい気合入れてできないんだ!という管理職・経営者の発言に非常に共感できます。

思うに、「責任感」という概念に相当の差があるんだと思う。 下っ端の社員は、自分のキャリアの積み上げとかまるで考えていない=上昇志向が微弱なので、仕事を効率的にこなせるようになろうとか、そこまで発想がおよばないらしい。目先のことをとりあえずやってれば「仕事をした」という気分になっているということです。

もちろん日本にもそういう人はいるし、特に一昔前はもっと多かったようではある。ただ、一緒に仕事をしているとストレスがたまりますね。。発想を換えて、バイトと一緒に働いていると思えば気分的にはもうちょっと楽でしょうが。

これを文化と言われると、非常に腹が立つときがあります。文化相対論は通用しないです。

とにかく、先進国と比べて、事務処理能力という面で一人ひとりの生産性に差があることは間違いがないです。

 多国籍企業は途上国の経済を搾取している、みたいな言い方をされることがありますが、実際は狭義の技術移転以外にも、従業員を先進国基準のまじめさで働けるように訓練している側面もあります。たとえばコールセンターとか、そういう要素がけっこう強いと思います。

南北問題を踏まえていうと、「結果的怠惰」みたいな概念で説明するのがいいでしょうか。

現時点でのパフォーマンスから見ると、怠惰とか腐敗という表現がぴったりするわけです。
それが植民地支配時代に旧宗主国が「したこと」または「しなかった」ことの結果だとはいえ。

あ、なんかクリスマスから話がそれましたね。。普段は我慢している不満が、クリスマスになると臨界線を超えて吹きだしたような状態です。休みが必要だな。。

広告

嬉しくないクリスマス」への2件のフィードバック

  1. フィリピンにもスタッフが高いモチベーションを持ってるNGOなど、いくつもあると思います。その仕事が大切を思えるかどうかって問題じゃないのかなぁ

  2. 個別には仕事をバリバリこなすフィリピン人がいることは知っていますし、そういう組織(会社にしろNGOにしろ)もあるはずと思います。士気が高いというか、マネジメントがうまくいっているというか。とはいえ全体的な印象は、生産性には差があるな、ということです。マイペースに仕事をする、というのはある意味理想ですけどねー。一人で仕事をするわけではないので、そのしわ寄せは管理者とか他の人に行ってしまいます。そして、最終的には国際的な競争力の差になるので、限りある職の奪い合い(たとえばインドとの競争)が起こっているという構図と理解しています。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中